風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
一般社団法人LSDは、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな日常をお伝えしていきます。
May 15, 2009
樋口研果樹園【行事/牛房】

樋口研、この時期恒例の行事がやってきました!

そう、夏ミカン狩りです。
樋口先生のご近所の矢野さんの山の一角、
数分ほど山を登っていくと
たんまりと実がなったみかんの木が2本。
さぁ、学生たちの狩りの開始です!

手の届かないところは器用に木に登り、
せっせとターゲットを収穫していきます。

ん?何か見つけたようですよ~。
手が滑って勢いよく転げ落ちていく夏ミカンもいましたが、
あっという間にコンテナ7個分、収穫です!!

さて、この夏ミカンたち、どうなるんでしょうか。
朝一の仕事を終え、大学に戻ります。
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December 16, 2008
景観・デザイン研究発表会【行事/渡邉】

M1の渡邉です。
12月12日~14日の3日間、景観・デザイン研究発表会に行ってきました。
九大からは、樋口先生がシンポジウム「風景をつくる現場」にパネラーとして参加し、
高尾さんが湯布院の研究の発表をおこないました。

写真1:シンポジウム「風景をつくる現場」の様子

写真2:高尾さんの発表の様子
いろいろなテーマに出会い、かなり刺激を受けましたが、
個人的には、篠原先生の基調講演が一番心に残っているので、その話を少しだけ。
「私にはあまり時間がないので、この中で興味がある人は取り組んでみるといいと思います」という発言からはじまった篠原先生のお話は、篠原先生が40年以上取り組んできた『景観』にまつわるいくつかの問題提起でした。
それは、「若者に託そう」、という意志の上にある問題提起でした。
そして、それらの問題は、土木の分野のみにとどまらないものでした。
現在の社会に求められている、景観のもつ可能性は、大きなものなのかもしれません。
全国の先生方や学生さんが結集し、議論を交わした、非常に充実した3日間でした。
来年も楽しみです。

December 15, 2008
しみじみ【行事/筒井】

年末に向けてあわただしくなる今日この頃。
毎年恒例となっているしみじみ会。
今年度もお忙しい中
日頃より研究室がお世話になっている多くの方々に
ご参加いただきました。
卒論生、修論生は午前中の論文ゼミを切り抜け
今年も韓国料理にお世話になりました。
おいしさのあまり、料理にのびる箸がとまりません。
額に汗をにじませ、しばし(一部のテーブルでは終始)会話を忘れて食べ続けます。
途中、一人ずつ今年のしみじみ話をするという企画も
登場し終始にぎやかな様子で会は進みました。
幹事の牛房君おつかれさまでした。
そして、おいしいお店を紹介していただいた本田さん
ありがとうございました。

November 26, 2008
高千穂線調査【行事/牛房】

11月21日(金)、高千穂線調査に行ってきました。

僕の卒論のための調査です。
総勢8名、車4台での大調査です。
前の記事で筒井さんに大方説明してもらってますが、研究内容をちょっと。。。
本研究は宮崎県北部、高千穂町から日之影町を抜け、延岡市内を流れる五ヶ瀬川沿いを走る高千穂線を対象としています。
この路線は3年前の台風により、2つ鉄橋が流され、いたるところで道床がえぐられるなど
甚大な被害を受けました。現在は休止・廃止していて、本年末で全線が廃止になってしまいます。
かつての車窓風景は風光明媚なもので、トロッコ列車は非常に人気がありました。しかし、その車窓風景も廃止とともに見れなくなってしまいます。
じゃあ、この風景はなぜいい風景なの?山、川があるから?橋がかかっているから?それとも・・・?
そこを明らかにするのがこの研究の目的です。

なかなかいいところを走っていると思いませんか?
しかし、場所によっては草が生い茂っていて大変なことに・・・

さて、この調査結果を基にどのような方向で論文を書きますかね。
追加調査も必要になってきそうです。
もうそろそろ12月、だいぶ時間がなくなってきました;;頑張れ、自分!

羽野兄さん、カッコイイっす!

November 6, 2008
土木計画学研究発表会11月1日~3日@和歌山大学【行事/筒井】

福岡でもそろそろ紅葉が始まりそうな今日この頃、和歌山大学で土木計画学研究発表会がありました。
参加者は樋口先生、高尾さん、渡邉、筒井の4名。先生は唐津で取り組んでいる木橋の市民参加のプロセスについての考察、高尾さんは現在海外研修中の榎本さんが研究している筑後川昇開橋の保全のプロセスについて代打で発表、M1は卒論からちょこっと進展した内容を発表しました。ちなみにM1は初の学会発表でした。直前までpptの修正に追われていました。
2日目はメンバーの発表などがなく、時間が取れたので世界遺産の熊野古道に足を運びました。渋滞の続く高速道路を耐え抜き、何とか到着。
雑誌で見るような幽玄な雰囲気とは違って、歩いて気持ちいい田舎の散歩道でした。杉林を抜ける道もあれば、集落の中を抜けるような道もある。同じ杉林を抜ける道でも、線形や舗装の具合、周辺の植物の生え方、日の差し具合などなど色々な要素が変化して、ところどころにいるお地蔵さんが疲れを癒してくれます。
近隣の人も優しく、挨拶をしてくれたり、みかんをくれたり、面白い仕掛けで楽しませてくれたり…。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

今回歩いたのは8kmの道のりでしたがいい運動になりました。夕方からは高尾さんが加わり、飲み会へ…。
発表も終わりこれから原稿提出まで頑張りたいと思います。参加者のみなさんお疲れ様でした。

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