風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常を、その時々の現役学生の目を通して、お伝えしていきます。
June 13, 2014
ドボコレ2014in福岡 開催! 【ドボコレ/鮫島・松浦】

6月の4日から8日までの5日間、 福岡・天神のエルガーラ前で

ドボクコレクション2014の福岡展示がありました。

景観研究室からは私たち二人を含む7人がスタッフとして参加しました。

今回の入り口には「キューブ」に加えて、それよりも一回り大きいパネルが設置されました。
黄色と黒の土木カラーが良い感じです

私たちも、景観研ヘルメットに先生お手製のアンケートパネルをセットして、

アンケートの協力をお願いして回ります。

景観研を卒業された先輩も途中スタッフとして応援に来てくれました。

アンケートも景観研時代に鍛えた腕を活用して、順調に進めていきます。

今回のために唐津から出張してきた、まつぼっくりゴジラは大人気!

小さな子供はもちろん年配の方まで、じっくり眺めたり写真を撮ったりしていました。

もちろん主役のパネルも引けをとらず、みなさんじっくり見ていかれました。

松山のときよりもパネルの密度を高くして展示しているので、

ゆっくり見ることが出来たのではないでしょうか。

松山の時にはなかったライトが付き、パネルもより一層オシャレな感じになりました。

また、パネルについての質問に来られる方もしばしばいらっしゃいました。

私たちが答えられなかった質問には、質問票として持ち帰ってから解答を用意します。

一日の展示が終わったらパネルのレイアウトを変更します。

全国巡回する貴重な展示物ですから、全員で慎重に先生の指示で動かします。

息を合わせたチームワークが大切です。

土曜日の夕方には、どぼくカフェが開かれました。

今回も内容は「道」について。しかし、廃道ではなく国道についてのお話でした。

国道の番号にある欠番の理由や無くなってしまった国道など、

意外と奥が深い国道の世界に、お客さんたちも興味津々だったように思います。

終わりが近付く頃には、座席が全て埋まり立ち見の方がおられるほど非常に盛況でした!

パネルの配置を調整して、席に座られている方によく見えるようにしたことで、

会場の雰囲気はとてもよかったように思います。

――以上、五日間のドボコレin福岡も無事に終了しました。

松山のときに比べると、スタッフ同士の連携をとって仕事をすることが

多かったです。お客さんも松山のときよりも多くなりました。

けれど、ドボコレを通して徐々に研究室の仕事にも慣れてきました。

今回の五日間は松山で先にドボコレを経験していたことから、

四年生二人がリーダーとなって動きました。

先輩方に指示を出すのは最初とまどいもありましたが、

最終的には先導者としての自覚をもって動けたのはないかなと思います。

次に景観研究室からスタッフが参加するのは、広島会場の展示です。

次回もお楽しみに。

June 11, 2014
佐世保三町内における今年度の取り組みに向けて 【佐世保/裴】

今年の3月に俵ヶ浦地区のみなさんとアメリカ海軍の協力で
「俵ヶ浦トレイル」にサインを設置した盛大なワークショップがまだ記憶に新しいですね。
今年度は未設置サインの据え付けはもちろん、
俵ヶ浦半島を始めとする周辺の町内でも地域づくりの輪を広げていきたいと思います。
土木コレクション(ドボコレ)の展示でてんやわんやだった研究室も一旦は落ち着き、
昨日6月10日、佐世保で今年度の取り組みについての打ち合わせを行いました。
佐世保観光コンベンション協会との打ち合わせも含め、なんと4つものミーティングを行った
とても濃い一日となりました。

午前中は佐世保観光コンベンション協会との打ち合わせで、
お昼から会合を行う3つの町内についての情報共有と
今年度の取り組みについて軽くディスカッションを行いました。
昨年度から引き続き取り組む俵ヶ浦町では、
地元の方やウォーキング客のフィードバックから、
トレイルルートにある廃車の撤去が課題の一つとして上がり、
2トンユニックを借りボランティアを募って処理する方向性が決まりました。
また、地元にある乗馬クラブと連動して、
馬でトレイルを周回する等といった面白いアイデアもでてきました。
今年度から新しく取りかかる庵の浦(いおのうら)地区、野崎(のざき)地区は
集落の規模としては大きくないものの、
俵ヶ浦町とはまたひと味違った地域の魅力があるとのことで、
お昼からの二町の公民館館長さんとの会合が楽しみになってきました。

最初の打ち合わせを終え、お昼は市役所にて、
庵の浦公民館館長を務めていらっしゃる大谷館長とランチミーティングを行いました。
市役所にも勤務しておられる大谷館長は問題意識がとても高く、
庵の浦が抱える深刻な課題について熱く語られました。
世帯数の減少、空き家の増加、小学校の合併、産業の衰退…
どれも現在日本各地の地方で起こっている現象ですが、
実際にそれが自らが暮らす集落で起こるというのはやはり恐ろしい事で、
大谷館長も「もう『限界集落』を超えている」と眉をひそめていました。
しかし、昨年度俵ヶ浦で地元の方達がいきいきとトレイルの道標を製作し、
据え付けていた現場にも来ていた大谷館長。
きっと庵の浦でもそういった地域づくりをしていきたいという思いがあるでしょう。
庵の浦には真珠養殖を行っている素敵な港があったり、
おいしいみかんを栽培していたり、
地域の誇りとなるものがたくさん眠っているので、
それらを地元の方達自らが掘り起こし、
庵の浦での地域づくりの構想を自分たちで描いて行政に提案してみるのはどうか、
という樋口先生からのお話があり、
大谷館長も納得していたようです。
具体的な案としては港を生かして、
浦々を巡るツアーの一環で海から立ち寄れるところとして庵の浦を位置づけ、
ポンツーンを地元で作ってみる、
というのが挙りました。
庵の浦は世帯数が少なく、
小学校も児童7名とかなり少ないですが、
俵ヶ浦のみなさんも経験のあるヘルパーとして来て頂いて、
また昨年度行ったような楽しいワークショップを開催できそうです。

午後最初に会合を行ったのは去年からお世話になっている俵ヶ浦町のみなさん。
相変わらず元気一杯で、暖かく出迎えてくださりました。

3月の菜の花ウォークで、俵ヶ浦トレイルを歩いて頂いたモニターのみなさんから、
「どこか座って休憩できるところも欲しい」というフィードバックがあったので、
唐津のプロジェクトで作っているベンチを今回は持って行き、
地域のみなさんにお見せしました。
今年度はサイン製作からまた一つグレードアップしたベンチ製作ワークショップが開かれるかもしれませんね。
庵の浦でも似たような取り組みを行うかもしれないとお伝えすると、
手伝いに行く気満々の俵ヶ浦町のみなさん。
白浜海水浴場の草抜きや海開きのイベントなど、
お話がどんどん弾み、本当に団結していて元気なコミュニティだなぁ
と改めて感心してしまいました。
秋にはキャンプ場で地域の皆さんとバーベキューパーティーを行う約束もして、
その時期から俵ヶ浦の今年度の取り組みをしていきましょう、ということで話しがまとまりました。

最後にお会いしたのは野崎公民館館長の中里さん。
海上自衛隊OBの方で、
こちらも地域に対してとっても熱い思いを持っておられる方です。
今回の会合の為に、野崎町についての考察及び今後野崎町でどういう地域づくりを行っていきたいのか、
という思いを綴った丁寧な資料まで用意しており、
とてもスムーズに打ち合わせを行うことが出来ました。
中里さんは自衛隊引退後野崎にUターンしておられ、
「故郷の復活」を志して、実際3人野崎町民を増やすことに成功しておられます。
地域に対して独自の鋭い見解もお話の中で垣間みることができ、
野崎での地域づくりには欠かせないキーパーソンである印象を強く受けました。
今後の展開がとても楽しみです。
ちなみに、写真で地図にメモしているのは4年生の松浦くんで、
今回が初めての佐世保とのこと。
いきなり4つの打ち合わせに参加して戸惑いも多いと思いますが、
当日メモ担当でノートには発言者の一字一句を逃さず記録しようとした真面目さには感心してしまいました(笑)。
さて、俵ヶ浦町から庵の浦町、野崎町と取り組みが広がっていく展開を見せる佐世保でのプロジェクトですが、
なんといっても俵ヶ浦に訪れる人が増えたり、
マスコミに取材を受ける機会が増えたりと、
昨年度の取り組みが実際に予期する効果を少しずつ発揮し始めているという事実があることを知って、
いままでの努力が無駄ではなかったことにすごく安心感と達成感を感じました。
この流れに乗って、歩みは遅くとも、今年度も確実に成果を積み上げていきたいと思います。

June 9, 2014
ドボコレ2014 in松山 開催! 【ドボコレ/鮫島・松浦】

 

初めまして。今年景観研究室に配属された、4年生の鮫島と松浦です。

 

今回のブログは二人で書いていきたいと思います。

 

 

5月の17日から20日までの4日間、愛媛県松山市の大街道で

 

ドボクコレクション2014、通称ドボコレの展示がありました。
ドボコレは、土木学会100周年を記念して全国で行われる、市民交流事業の一つです。

 

私たち二人もスタッフとして参加しました。

 

 

入り口を飾っているのはこの前のブログで紹介した「キューブ」です。

 

遠くからでも人目につく黄色(先生はドボクイエローとおっしゃっていました)が、

 

ばっちりとドボコレをアピールしてくれています。

 

 

来場者へのアンケートとお礼のクリアファイルもしっかりと準備しました。

 

いよいよ開場です!

 

早速パネルの展示に足を止めてくださる人がちらほら。

 

「大きなパネルがあるけど、これ何だろう?」

 

という感じで見ている人に早速アンケートをお願いしていきます。

私には土木なんてわからんのよー」なんて言いつつも協力して頂けました。

土木専攻の学生からたまたま近くを通ったご家族まで、

いろいろな方々に協力していただいて好調な滑り出しです。

 

 

時間が経つにつれて、来場者が多くなってきました。

 

アンケートも順調に集まっていきます。

 

 

 

子供を連れられた方も多く、同時開催の「どぼくフェスタ」も盛り上がっています。

 

風船や塗り絵などで遊ぶ合間に、土木についてもちょっと知って貰えたのではないでしょうか。

 

 

日曜日。徐々に人が減り始める夕方になると、

 

いよいよ今回の松山展示の目玉になる、どぼくカフェの開催です!

 

 

 

内容としては「道」についてのお話でした。

 

日本中にあるちょっと変わった標識や、廃道についてスライドを交えてお話しされていました。それほど詳しくない私たちをはじめ、会場のお客さんにも楽しんで頂けたと思います。

 

 

会場のレイアウトは、人が自由に座ったり離れたりできるよう解放的にとりました。

 

あらゆる世代の方が続々と座って行かれて、あっという間に席が埋まりました。

 

終わってからも「楽しかった」という声があちこちで挙がっていました。

 

 

――という感じで四日間のドボコレin松山は無事に終了しました。

 

多くの方に土木について少しでも親しみを持って頂けたらよかったと思います。

 

私たちも今回のドボコレが、研究室のメンバーとして初めての仕事だったので、

 

右も左も分からず、困惑もありましたが、その分成長にもつながったと思います。

 

また仕事をする中で先生や、他のスタッフの方に本当に助けて貰いました。

 

 

次回、景観研がスタッフとして参加するのはドボコレin福岡です。

 

お楽しみに!

 

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