風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
December 28, 2016
塩田石集め街歩き[塩田/林田]

こんにちは

学部4年の林田です。
先日、10月23日に塩田にて塩田石集め街歩きの活動が行なわれました。
この活動は当ブログでも7月にお知らせした塩田石ストーンバンクの活動を地域の方に知ってもらうことと塩田石を集めることを目的として行われた活動です。
初回の今回は景観研究室と地域の方が合わせて30名ほどが参加し、5つの班に分かれて地域内の各地を回りどこにどのくらいの石があるかを調べたり、実際に訪問し活動について説明をし、石を譲って頂いたり、地域の他の方に話していただくよう頼んだりといった活動を行いました。
私のいた班は地域の石工さんや建設業者の方が持っている昔の採石場だった場所を中心に回りましたが自分の想像していたよりも多くの塩田石が昔の採石場の場所にあり驚きました。砕石場には大きな石が多く今回は運ぶことはできませんでしたがこれから地域の方達により運び出されるとのことです。
また、今回の活動で石を運ぶために使った軽トラックにつける幟を景観研究室で作成し持って行きました。地域の方からも好評をいただきました。
この活動はまだ始まったばかりで認知度も高くなく、今回の活動で全ての地域の住宅を回れたわけではないのでこれからも継続して取り組む必要があります。より多くの人に活動を知ってもらいたいともいます。
July 19, 2016
塩田石ストーンバンク看板設置【塩田津/鮫島】

こんにちは

修士2年の鮫島です。
今回は、H28年7月19日に設置しました
塩田石ストーンバンクの看板につてご報告します。
この看板の作成目的については、当ブログの
7月15日の大瀬さんの記事をご参照ください。
まず設置場所をどこにするかということですが、
歴史ある塩田津のストーンバンクにふさわしい場所がいいだろうということで、
塩田津町並み交流集会所の裏手に設置することになりました。
参加メンバーは町内から杉光さん、西野さん、
景観研から榎本さん、鮫島でした。
早速看板の足を埋め込む穴を掘り始めます。
私は毎年の佐世保サイン設置WSで培った経験を
生かし、ぐんぐん掘り進めていきました。
順調に進むかと思われましたが、途中で硬い岩が出てきてしまいました。
中々、掘り進められません。
炎天下の中、かなり体力を消費していきました。。。
ここで、杉光さんの要請で地元の建設会社の社長さんが応援に駆けつけてくださいました。
「ユンボ使ったら楽なのにね〜」とおっしゃいながら、僕らに太い鉄の棒を貸してくださいました。
これで地中の岩を叩き割り、取り出すという作戦です。

岩を叩き割る杉光さん
この作戦が功を奏し、予定していた深さの穴を無事に掘ることができました。
後は看板を立てて穴を埋めるだけです。

完成です。早速以前譲ってただいた幾つかの塩田石を置いてみました。

趣ある日本家屋に囲まれて佇む看板は中々味が出ていました。
今回は看板を立てましたが、これからがストーンバンク活動のスタートです。
今後はこの取り組みを地域の方々に知ってもらい、興味を持って下さる方々を
増やしていかなければなりません。
一緒に、頑張っていきましょう。
July 15, 2016
ストーンバンク看板作成[大瀬/塩田津]

こんにちは

修士1年の大瀬です
昨年度からお世話になっている塩田津で
塩田石の文化の継承・振興や、塩田石の護岸や石畳舗装を増やすことを目的とし、
「塩田石ストーンバンク」を設立しました。
まずは地域のみなさんにこの活動を知ってもらうために
回収場所に設置する看板を作成しました。

木材に紙を貼り、ルーターという機械で文字を掘ります。
写真は、修士2年生の鮫島さんと私です。
2人とも佐世保のサイン製作のおかげでルーターはお手の物です!
4年生の尾木くんも
景観研に入り、いろいろな工具が使えるようになりました。
塩田石ストーンバンクの設立によって
多くの人に
塩田石の存在、塩田津、塩田の街並みを知ってほしいです。
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