風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
March 12, 2019
シンポジウム「直方の歴史まちづくりを語る」

今月の26日14時から、直方市中央公民館にて、中心市街地の歴史まちづくりをテーマにしたシンポジウムが開催されます。

パネラーは全国の街並み再生のモデルとなった有田皿山通り再生のキーマン、建築家の清水耕一郎さん、平戸をはじめ九州各地の文化財の保存で大活躍されている長崎総合科学大学教授の山田由香里さん、そして歴史まちづくりによる直方中心市街地の再生を提唱してこられてる直方市長の壬生隆明さんです。僕もコーディネーターとして参加します。

以下にフライヤーの写真を載せましたが、字が小さくて読みにくいので、部分拡大を載せておきます。

 

 

 

実はこの文章、壬生市長がご自身で「作文」されたものなんです。熱いなー。

九大景観研は遠賀川のリバーサイドパークの設計以来かれこれ十年以上直方とのご縁を紡いできましたが、最近は旧直方駅車寄せの復元保存、中心市街地に残る数多くの町屋の保存利活用など、まちづくりのお手伝いをさせていただくことが増えてきています。

もともとリバーサイドパークは「川づくりからまちづくりへ」がキーワードでしたが、当時はまちづくりへの展開をうまく軌道に乗せる手立てを見出すことができませんでした。

あれから十年、壬生市長の強力なリーダーシップのもとで、炭鉱産業で隆盛を極めた直方だから可能な「歴史まちづくり」がいよいよ始動しつつあります。どのような歴史資源をどう活用しどんな中心市街地の新しい姿を目指すのか? 関心のある方はどうぞご参加ください。

March 3, 2019
みなと松原植樹祭

今日もまた唐津にいます。これまた毎年恒例の「松植樹祭」です。当日会場に搬入された松はいつものチビさんではなく、高さが2m近い若木(汗)。 二週間前に掘っておいた植え込み用の穴では大きさが全然足りません。急遽穴を広げる作業からスタート。支柱も二週間前に打ち込んでおいた竹棒では全く役不足のため、ゴツい丸太支柱に交換しなければなりません。この打ち込み作業が大変で腰にきます。ここでは唐津市役所の松永さんが大活躍してくださいました。天気予報は雨でしたが、幸い最後まで雨は降らず、正午に無事作業完了! 今年の植樹本数は60本です。

 

 

 

最近は過去に植樹した赤ちゃん松がすっかり大きく育ち、間引き・移植作業や下枝打ち作業が松原の会の活動の中心になってきています。今日は作業の後半にCゾーンの松の間伐作業も九大チームで実施しました。懇話会が目標としている唐津東港の松原再生までには、まだまだ息のなが〜い植樹活動が必要です。

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