風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
September 30, 2012
土づくり、除草作業【唐津/江副】

スイセンの球根を植える準備と除草作業を行いました。
曇りで風があり、作業のしやすい天気でした。
70cm×150cmほどの長方形に穴を掘り、腐葉土と有機培養土、肥料などを混ぜてならし
スイセンの花壇を作りました。

花壇と松の周りの草刈りをしました。

大きい松は背の高さまで伸びており、成長の早さに驚かされました。

みなさま朝からお疲れ様でした。
スイセンの球根植えと除草作業は
10月7日(日) 9:00~ Cゾーンにて行われます。
○唐津みなと松原
http://minatomatsubara.blogspot.jp/

September 27, 2012
瀬ノ下現場打ち合わせ【瀬ノ下/平野】

瀬ノ下の打ち合わせに行ってきました。
今振り返ってみると、瀬ノ下のプロジェクトは去年4月に僕が研究室に配属された時に西村さん、深川さんがちょうど打ち合わせ資料を作っていたプロジェクトでした。
そのときに僕も模型を作るお手伝いをし、この研究室で初めて関わった作業でした。
あれから1年半、その工事もいよいよ終盤に迫っています。
川表側はほとんどできており、まさに模型がそのままできあがっているようです。
今回は左官仕上げの確認として日程調整して来ました。
水天宮側にある手すりに合わせて、堤防の上に御影石の石柱を立てて手すりを取り付けます。
設置する御影石に合うようにパラペットのコンクリートに左官仕上げを行います。
左官仕上げとは人造石洗い出し仕上げともいい、種石を練り合わせたモルタルを上塗りし、それを洗い出して自然な風合いを再現しようとするものです。
この左官仕上げの表情が御影石の色、テクスチャに合うか確認しました。
すでに左官仕上げしている箇所を見ると、御影石と表情が見事に合っていました。
綺麗に仕上がっていてまさに職人技です。これなら問題ないです。

御影石の柱がずらっと並んでいるのを見ると、水天宮と一体的な空間のように感じます。
このエリアにとって水天宮は象徴的なもので、ここを歩く人も無意識的に水天宮を感じるでしょう。まるで水天宮のもう一つの参道のようです。

また、陸閘、操作室駐車場のこれから作業に入る川裏側の確認をしました。
現場で悩んでいることが議論できるので、現場での打ち合わせは大切であることを改めて感じます。
今日は暑い中の打ち合わせでみなさんくたびれたと思います、お疲れ様でした。
完成までもう少しです、よろしくお願いします。

September 24, 2012
まちコン新聞掲載【日南/平野】

9月18日の宮崎日日新聞にまちコンの記事が掲載されました。
また、9月23日の記事に高尾さんのコメントを引用した記事が掲載されました。

September 14, 2012
日南での取り組み【日南/平野】

9/12-14で日南に出張に行きました。
このときの日南での取り組みについて記していきます。
まずは、まちコンこと「まちづくり懇談会」についてです。
これは日南市役所の若手職員を集めた勉強会のようなものです。
まちコンは今回が2回目の開催で、今回は日南市の地図を広げて、皆さんが思っている日南の「ここをこうしたい」「ここが好き」を旗に書いて発表し、その場所に旗を立てていくワークショップをしました。
意見が被ることはなく僕の知らない日南のことがたくさん出てきました。中でも、情報発信、既存の施設の利活用に関する意見が多かったです。
また、最後に一人一人土日の過ごし方を聞いたところ、なんと若い人たちはみんな休みは外に出ないことがわかりました!?
僕はヒアリングを通して日南の色々な場所を訪れましたが、山、海という自然があり、食べ物もおいしくて本当に豊かな土地だと思っています。
しかし、日南に住んでいる若い人たちはその良さを味わっていないということです。日南にはいいところがたくさんあるのにもったいないです。
このことを受け、次回のまちコンでは若者、家族が外に出て遊ぶことをテーマにして議論していくことになりました。
日南に住んでいる人が日南の良さを満喫して過ごす、というような暮らしがこれからの地方での暮らし方なのではないかと思います。
これからの日南での休日の過ごし方をまちコンから発信していくことになるかもしれません、楽しみです。

次は「ヒアリング」についてです。
ヒアリングは「日南活性化ネットワーク」という若手の人材ネットワーク形成のために行ってきています。
対象者は日南に関わっているお店、農家、NPO等を対象に行いました。最初は「日南マルシェ」というイベントの出店者から始まり、そこから色々な方々に繋がっていき、気付けば今回で総勢44名の方にお話を伺っていました。
皆さん、ありがとうございます。
ヒアリングでは今していること、夢、今後の展望等について訊ねています。皆さん話し出したら止まらず、熱く語っていただいています。
日南にはこんなにやる気をもつ人たちがいるのかと思って僕も刺激を受けます。
この日は油津地区を中心としてヒアリングを行いました。油津にも商店街でおもしろそうなイベント、取り組みをされている方がたくさんいました。
今後はこのヒアリングでの成果を元に、「わけしの集い」、そして「わけしの主張」へと繋がっていくことになります。
次回開催予定の「わけしの集い」がどうなるのか、楽しみです。

そして、「油津まちづくりWG」についてです。
ここは油津での中活での事業をまとめ、行動計画を策定することが一つの役割です。WGを進め上で、情報の集約、共有は今後のまちづくり会議を進めていく上で必要不可欠なことです。
この日は現在行われている第一突堤関連事業、屋台村計画、複合ビル計画、商店街の事業に関して情報の共有を行いました。
これから詳細な行動計画の策定に向けて動いていくことになります。

日南には豊かな資源が多くあり、色々な取り組みをする若い方々がたくさんいます。
日南のまちづくりはこれからです!

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