風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
一般社団法人LSDは、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな日常をお伝えしていきます。
March 3, 2019
みなと松原植樹祭

今日もまた唐津にいます。これまた毎年恒例の「松植樹祭」です。当日会場に搬入された松はいつものチビさんではなく、高さが2m近い若木(汗)。 二週間前に掘っておいた植え込み用の穴では大きさが全然足りません。急遽穴を広げる作業からスタート。支柱も二週間前に打ち込んでおいた竹棒では全く役不足のため、ゴツい丸太支柱に交換しなければなりません。この打ち込み作業が大変で腰にきます。ここでは唐津市役所の松永さんが大活躍してくださいました。天気予報は雨でしたが、幸い最後まで雨は降らず、正午に無事作業完了! 今年の植樹本数は60本です。

 

 

 

最近は過去に植樹した赤ちゃん松がすっかり大きく育ち、間引き・移植作業や下枝打ち作業が松原の会の活動の中心になってきています。今日は作業の後半にCゾーンの松の間伐作業も九大チームで実施しました。懇話会が目標としている唐津東港の松原再生までには、まだまだ息のなが〜い植樹活動が必要です。

February 28, 2019
フェニックスは残った

本日、唐津みなとまちづくり懇話会が唐津港の水産会館で開かれました(例会は年に4回開催されます)。いつものように様々な懇話会活動の報告がありましたが、その中でも印象的だったのが、二本の大きなフェニックスのこと。

昭和四十年代から来訪者を迎えてきた旧合同庁舎のシンボルツリーなのですが、新合同庁舎の完成に合せて旧合同庁舎の解体工事の中で伐採されることになっていました。唐津東港の宝物の一つとしてなんとか残せないか、懇話会では昨年の初めから可能性を探ってきました。国有財産であるため、簡単に寄付していただくというわけにはいきません。最後は競売(けいばい)という手続きを経て、懇話会が引き取ることになりました。費用は懇話会メンバー他の寄付で賄います。

海上保安庁唐津海上保安部をはじめ関係者の皆さんのご尽力に、敬意を表したいと思います。旧三菱合資会社建物の移築保存が実現し、この二本のフェニックスが入り口の左右に並ぶことになるといいですね。

 

February 25, 2019
木製ベンチの設置作業

久しぶりのブログです。卒論・修論の発表会が先月の18、19日にありました。四年生の日下部君、佐々木君、藤村君、そして修士二年の尾木君、お疲れ様でした。

さて、今日は唐津に来ています。毎年恒例の木製ベンチの据付工事です。荒巻君、原田君、そして無事卒論発表を終えた日下部君、藤村君に手伝ってもらい、まずはアンカーボルトを打ち込む穴の穿孔作業。レンガは簡単に貫通できるのですが、その下のコンクリート層は硬いので大変です。

あと二基据付ければ、この岸壁ラインのベンチ設置は終わります。新年度中にはゼヒ終わらせたいので、今年も寄付集めに頑張ります。

January 27, 2019
土木学会デザイン賞の授賞式に行ってきました

1月26日、四ツ谷の土木学会で開催された2018年度土木学会デザイン賞の授賞式に行ってきました。

関係者のみなさんを代表して、選考委員長の佐々木葉先生から奨励賞の賞状を頂きました。講評等は以下の学会サイトをご覧ください。

http://design-prize.sakura.ne.jp/archives/result/1070

思い返せばいろいろと苦労がありましたが、この仕事の一番の幸運は、陸閘他の石積構造に使用されていた諫早の小長井石を切り出している丁場(下の写真の石切り場)が残っていたこと、そして、

凄腕の石工、藤本昇さん(株式会社藤本石工@長崎県大村市)が積んでくださったことです。「ダッシュ村」の中でダッシュ島の石積アーチ橋を作った人です。感謝。

また明日から頑張ります。

 

 

January 25, 2019
「唐津のひいな遊び」が開催されます

今年も2月 23日から3月10日まで、唐津市内の旧唐津銀行、旧大島邸などの会場で、「唐津のひいな遊び」が開催されます。「唐津市内の歴史的建物を観て回る+綺麗なお雛様を観て回る」という美味しいイベントです。詳しくはネットで。

ENTRY
CATEGORY
ARCHIVE