風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
February 28, 2019

フェニックスは残った

本日、唐津みなとまちづくり懇話会が唐津港の水産会館で開かれました(例会は年に4回開催されます)。いつものように様々な懇話会活動の報告がありましたが、その中でも印象的だったのが、二本の大きなフェニックスのこと。

昭和四十年代から来訪者を迎えてきた旧合同庁舎のシンボルツリーなのですが、新合同庁舎の完成に合せて旧合同庁舎の解体工事の中で伐採されることになっていました。唐津東港の宝物の一つとしてなんとか残せないか、懇話会では昨年の初めから可能性を探ってきました。国有財産であるため、簡単に寄付していただくというわけにはいきません。最後は競売(けいばい)という手続きを経て、懇話会が引き取ることになりました。費用は懇話会メンバー他の寄付で賄います。

海上保安庁唐津海上保安部をはじめ関係者の皆さんのご尽力に、敬意を表したいと思います。旧三菱合資会社建物の移築保存が実現し、この二本のフェニックスが入り口の左右に並ぶことになるといいですね。

 

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