風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
June 1, 2011

石切り場見学【筑後川\康】

 

6月1日、小長井石の出身地、小長井の石切り場に行ってきました。
瀬ノ下の石積みに使われている石がまさにこの小長井石です。
小長井石は安山岩の一種で、階段堀ではなく、玉石として採掘しています。

玉石を切るときは石の目を確認しながらタガネで穴を掘っていきます。
その後、穴に矢とよぶ鉄のくさびをいれて、玄翁とよぶかなづちで数回叩いたら、大きな玉石がきれいに半分に割れます。

これを何度か繰り返して石材に加工していくわけです。
こういうふうに間知石一個一個には職人さんの工夫がたっぷり入っていて、まさに職人さんの汗で出来たダイアモンドです。
今は間知石に加工できる職人さんは三人しかいなくて、そのなかで一番若い方が70歳でした。
このままだったら遠くない未来には小長井石が使えなくなるかも知れません。
石をいっぱい使う、使える環境になったらいいですね。
汉语 ver.
采石场见习【筑后川\康贞兰】
6月1日,我们参观了小长井石的产地-位于小长井的采石场。
濑下的砌石用的正是这里的小长井石。
小长井石属于安山岩的一种,是以卵石的形式采取的。
采石的过程都是人工开采,现在采石场里能将卵石加工成间知石的师傅只有3个人,而且其中最年轻的师傅已经70过头了。
这样下去在不久的未来,可能就无法继续使用小长井石了。
希望能形成一个多用得了、多用得上石材的建设环境。
한국어 ver.
채석장 견학【치크고강\강정란】
6월1일, 코나가이석의 산지인 코나가이의 채석장에 다녀왔습니다.
세노시타의 제방에 쓰인 돌이 바로 코나가이석입니다.
채석의 과정은 전부 인공채석이였습니다.
현재 채석장에는 켄치석으로 가공할수있는 석수가 3분밖에 없는데 그중에 가장 젊으신 분이 70세였습니다.
이대로라면 멀지 않은 미래에는 코나가이석을 사용할수 없게 될지도 모릅니다.
석재를 많이 쓰는,많이 쓸수있는 환경이 이루어졌으면 좋겠네요.

石切り場見学【筑後川\康】へのコメント

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