風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
December 29, 2014
しみじみ会を行いました。【行事/河津】

12月26日に、毎年恒例となっている忘年会、「しみじみ会」を行いました。
今年の会場は、前原の焼き鳥「八兵衛」さんです。
今年は、OB・OGからは、今年3月に卒業された平野さんが参加してくださいました。
また、ウォンミンさんも参加してくださいました。
会は終始和やかで、論文の状況や進路の相談を先輩に聞いてもらえたり、
さらには先生の昔話まで聞くことが出来ました。

そして会の締めには、毎年恒例、1人ずつしみじみ語る時間。平野さんが取りまとめをしてくださいました。

B4は研究室一年目について意気込みを語り、
M1はプロジェクトの反省と進路についての迷いを、
そしてM2は論文への熱意を語りました。
最後には先生からの激励の言葉をいただき、今年のしみじみ会は閉会しました。

会場として使用させていただいた八兵衛さん、ありがとうございました。
そして、お忙しい中参加してくださったウォンミンさん、平野さん、ありがとうございました。

December 10, 2014
竹の伐採活動【大島/鍜治】

12月10日、大島で竹の伐採活動を行いました。
今日の参加者は九大景観研4名に加えて、大島町内の方4名で計8人です。
竹伐採活動は唐津みなと里山の会の活動の一つで、今年の1月末から始めて
月2回ペース(第2水曜日、最終日曜日)で
大島の展望所につながる登山道そばの竹林を伐採しています。
ちなみに第1回の竹の伐採活動の記事はコチラです。
今は登山道からの唐津東港の眺望を確保することを第一目的として、活動を行っています。
11月は2回とも雨で中止となったので、久々の活動です。

今日は朝9時過ぎから開始して、
途中、昼ご飯をはさんで14時過ぎまで活動しました。
伐採エリアを少しずつ広げていきました。

▲作業前(9月29日撮影)

▲昼ご飯前(本日12時頃撮影)

▲作業後(本日14時頃撮影)
九電の鉄塔の根元が見えるようになりました!
一日を通して、竹伐採活動に参加したのは始めてで、体はクタクタになりましたが、
竹の伐採を進めることで、少しずつ唐津東港が見えてくるので、やりがいを感じます。
このようにデスクワークだけでなく、研究室の外に出て、
体を動かして、地域のお手伝いをすることはこの研究室の大きな特徴だと思います。
大変気持ちの良いものですよ。
今後も継続して、少しずつできる範囲で竹の伐採を進めて行きます。
次回の竹伐採活動は来年の1月14日(水)です。
参加された皆さん、お疲れ様でした。

December 8, 2014
第2回大島夢プランワークショップ【大島/鍜治】

12月7日第2回大島夢プランワークショップを実施しました。
参加者は九大景観研に加えて、大島の方、大島外の方、唐津市役所の計14名です。

まずは前回の11月16日に行われた第1回大島夢プランワークショップの振り返りを簡単に行いました。
前回は参加者の方(約50人)に大島に登ってもらって、簡単に感想を伺いました。
下の写真が前回出た感想の一覧です。

次に実際に糟屋郡で里山の保全・活用を行っているわいわいクラブの事例を紹介しました。
わいわいクラブは竹伐採活動と並行して、伐採跡地に植樹をしたり、
伐採で得られた竹で竹とんぼ、門松づくりなどの竹細工を行い、里山の保全・活用を行っています。

最後に第一回の大島夢プランワークショップでは時間の都合上、
参加者の方から深い意見を伺う事ができませんでしたので、
今回のワークショップでは参加者の方々に大島の将来をどうしたいか、
どこを改善したいかなどについて自由に考えて頂き、語ってもらいました。
意見の中には、森を活かした眺望を確保する、八十八カ所の整備、野鳥観察・野草観察などの森を生かした活動メニューをつくる、看板設置によるわかりやすいルート整備などがありました。

今回は前回と比べて、多くの具体的な意見を頂きましたが、

これは参加者の方の大島に対する思いのあらわれだと感じました。
今後、このような会を通して、参加者の方に大島に愛着を持ってもらって、
大島での今後活動の輪を広げる事につなげていければと思います。
次回の里山の会(来年2月8日)では、
今回紹介したわいわいクラブさんの活動を見学に行きます。

December 4, 2014
北崎を考える会との打ち合わせを行いました【北崎/河津】

本日10:30-12:00、
北崎を考える会と景観研究室とで
H26年度の活動の見直しと今後の取組みについて
研究室内にて打ち合わせを行いました。

以前、6月23日にも打ち合わせを行っていて、
その時には、下記のように取組のスケジュールを決めていました。

HP作成、パンフレット作成、シェアハウス開き、トレイル整備と
現在できていない項目でいっぱいです。
鍜治・河津の2人は残りのM1生活の中で取り組みます。
北崎の空き家事情についても話し合い、市ができること・地域でできることに着目し、空き家の活用をうまく進めていくための作戦を一緒に考えました。
また、シェアハウスに関しては、九大祭にてシェアハウス暮らしに関心を持ってくれた人と一緒に
シェアハウス改修などをするのは面白そうだという意見もでました。
これから入試シーズンなので、新たに入学してくる学生もターゲットとして狙っていけると良いです。
今日、手土産で頂いたシュークリームは、研究室メンバーで美味しくいただきました!
ごちそうさまでした。

December 1, 2014
九大祭に北崎が出店しました!【北崎/河津】

11月22日(土)、23日(日)に第67回九大祭が行われました。
九大祭実行委員会さんと連携して、「九大の学生」と「北崎を考える会」との合同企画として、テント企画を出店しました。
今回の九大祭の目的は、北崎を幅広く知ってもらうこと、そしてシェアハウスの第二期入居者を探すことでした。
九大祭では、ローソン前にテント企画を出店して、実際に北崎を訪れるツアーも同時並行で行いました。
内容は、
【テント企画】
・北崎のマップを展示
・景観研と北崎を考える会で行ってきた(これからの目標)の紹介パネルの展示
・北崎の花を使ったフラワーアレンジメント
・去年裴君が制作した「トキメキキタザキ」の配布
【北崎ツアー】
・北崎シェアハウスの見学
・リフォームに1区切りついた1F部で、住民の方達との交流(牡蠣焼き)
・シェアハウス周辺(牡蠣工場、後浜)の散策
です。これらの内容は、北崎を考える会の方と一緒に考えてきたものです。
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【九大祭1日目】
テント企画ではフラワーアレンジメントが大盛況でした。主に九大祭に来ている親世代の方や近隣の方達が多く立ち寄り、テント企画開始4時間で、準備していた50人分の花がすべてなくなりました。
ツアーへの呼び込みは学生が担当して行いました。

手持ちのパネルを持って食品模擬店の区画を歩き周り、大声で呼び込みを行っていましたが、周囲の音が大きくてあまり客寄せの効果は出ていませんでした。
ブースを訪れてくれたのは、北崎に興味が有る学生、シェアハウス暮らしに関心のある学生の他に、九大生の親も興味を持って話を聞いてくださいました。


ツアーには6名の参加者がいらっしゃいました。シェアハウスのFacebookの告知を見てきてくれた方や、北崎がどんなところか気になってきてくれた方などがいらっしゃいました。
ツアーでは、リフォームに一区切りついたシェアハウス1Fにて、唐泊で生産されている恵比寿牡蠣と西浦で漁業をされている木藤さんが持ってきて下さった鰆を焼いて、参加者に振る舞われました。また、シェアハウス内の様子を見てもらうために、私達が暮らしている2F、3F部分も見学していただきながら、暮らしの説明をしました。



【九大祭2日目】
この日テントの手伝いで来てくれた北崎の親世代のお母さん達は、サッカーユニフォームを着て参戦してくださいました。

この日はフラワーアレンジメントではなく、花配りをしました。花配りは、テントに立ち寄ってくださった方にパンフレットとセットで配りました。花配り用の花もテント企画開始から4時間足らずでなくなりました。


呼び込み方法は前日の反省から、大声での呼び込みはやめて、他の企画(特に糸島繋がりやまちづくり関係のサークル)に協力をお願いし、企画同士の連携を図る試みで行いました。農学系サークルのAPiQ!!さんや経済学部の企画展示の方達は、北崎の花をテントに飾ってくださっていました。


ツアーに参加してくださったのは、15人でした。
1日目と同様に1F部分で牡蠣焼きを行いながら地元の方との交流を楽しんでもらい、シェアハウス内も見学していただきました。


牡蠣工場の見学もしました。

ツアー中後浜を散策していると、なんとイノシシ狩りをしている方にも偶然出会いました。
参加者の方も興味深くイノシシを見ていました。


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九大祭2日で、テントには200名近くの方が、ツアーには21名の方が来て下さり、
北崎シェアハウスに住むことを考えてくださって居る方を3名見つけることが出来ました。
お手伝いしてくださった北崎の皆さん、そして研究室メンバーの皆さん、2日間お世話になりました、ありがとうございました!
今回の企画の反省を行い、来年に繋げていきます!

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