風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
December 18, 2008

海へ抜ける道【唐津/筒井】

このブログでは報告していませんが、
研究室がお手伝いをさせていただいた
唐の津ハーバーフェスタが2回行われました。
唐津の風景は唐津城や虹ノ松原が有名ですが、
すぐそばの海があってこその風景ですし、
海では海水浴だけでなく、ヨットなどの人々の営みが行われています。
にも関わらずそれに気づいているのはほんの一部の人ではないだろうか。
もっと多くの人に気づいてほしいし、恵まれた海を使っていこうということを
伝えることを目的にしていると記憶しています。
しかし、唐津に住んでいる以外の人々にも目を向ける必要があり、
主要な交通手段が海と物理的に離れていたり、
海へと人々を導くような仕掛けがなかったりすることで
初めて唐津を訪れた人にとっては海すら感じることができないはないか
ということが考えられます。
そこで、
歩行者、自動車それぞれの利用者の目線から海への観光ルートを提案しようというのが
今回の調査の目的です。
歩行者も、バス、鉄道(唐津駅、西唐津駅)それぞれの利用者の立場で調査を行いました。
唐津に始めて訪れたときに、(広い意味で)どういうまちであれば
海辺へとアクセスすることができるのか考えながら調査を行いました。

地図を片手に唐津の町をうろうろ。気づいたことはすべて地図上に書き込んでいきました。
唐津のまちはプロジェクトの関係で頻繁に訪れていますが、
じっくり時間をかけてまちを歩いたのは久しぶりです。
後日とりまとめを行います。

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