風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
October 18, 2013

大漁@西浦!~西浦漁港現地調査~【北崎/裴】


9月に行われた第2回北崎まち歩きで、
西浦(にしのうら)港ひもの通りにある「大洋丸のお魚」というお店からいただいた
漁船の古い旗を研究室の鍛冶くんがのれんに作り替えてくれました!
のれんとしての風情だけではなく、
九大景観研が北崎の地域づくりに取り組んでいる事を
うまくアピールしている研究室の新しいアイデンティティーとなりました!
さて、2回の北崎まち歩きを通してすっかり北崎ファンになった研究室のメンバーは現在、
11月4日西浦漁港で行われる
「花鯛郷(はなたいこく)秋穫祭 in北崎」にて、
北崎の魅力を発信するパンフレットを作成しています!
より地域に密着した濃い内容のパンフレットにするべく、
本日、西浦漁港へ取材に行ってきました!
どのような取材をして来たのかは、
11月4日にお祭りで配布するパンフレットの完成版を見ていただきたいのですが…
ブログでは今日の取材の様子を一部公開しちゃいましょう^^

大型漁船が漁から帰ってくる時間についての情報を独自ルートで入手し、
研究室から慌てて自転車で西浦漁港に向かいました。
強い向かい風でヒーヒー言いながら必死にペダルを漕ぎましたが、
なんとか間に合いました!
九大から自転車で行ける距離でよかったです。

本日案内をしていただいた西浦浜町内会の木藤さん(写真左)!
木藤さんも一本釣りをする漁師さんです。
さぁ、気になる本日の水揚げは…

こ、これは…
大漁ですね!

イカ等も獲れていて、種類も豊富!
他にも、さわら、やりいか、かわはぎ等も獲れるとのことです。
しかしこれが船一艘で獲れた量とは…
(正確には、船二艘で網を引いて漁をする「ニそうごちあみ」という漁法です)

「花鯛郷」とも言われる北崎。
やはり速い潮に揉まれ、身が引き締まった鯛が最高に美味しいらしいです。
鮮度管理もきっちりしており、漁師のみなさんが綺麗に箱詰めをします。

漁師の宗さん!
なんと79歳の今でも現役バリバリです。
中学卒業してから漁業をやっておられるので、
漁歴65年の大ベテランです!
今月は台風やら強風やらでまだ4回しか漁にでていないということでしたが、
今日の大漁振りを見てご満悦の様子です。

帰り道通過した北崎もう一つの漁港、唐泊(からとまり)。
今日は福岡の漁業を支える屈強な海の男たちに出会い、
漁の素晴らしさを体感しました。
日本人は現在「魚離れ」が進んでいると聞きますが、
北崎のように新鮮でおいしいお魚を獲ってくれるところがもっと増えたら、
「魚離れ」も解消していくのではないでしょうか。
他にも西浦保育園の素敵な園長先生にお会いしましたが、
また今度の機会にご紹介しましょう。
「花鯛郷秋穫祭り in北崎」は11月4日(月祝)、西浦漁港で開催されます。
おいしいおいしい「鯛めし」を食べてみたい方は是非足を運んでみてください!

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