風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
May 19, 2010

爪・歯の作成!【唐津/小川】

本体の骨格が大体完成し、細部の部品を作っていきます。
次に取り掛かったのが、ゴジラの爪や、歯、目などの部品です。
特にゴジラの爪は最も出っ張る部分になるため、
子供に衝突しても怪我をしないような素材柔らかい素材でなければなりません。
それに加え、屋外での使用を考慮して、
日差しや雨にさらされても問題のない耐久性のある素材で制作する必要があります。

持ち帰って来た先代のゴジラの歯は発泡スチロールで作られていたのですが、雨や日差しにさらされてボロボロになっていました。
爪や歯を作成するために採用した素材が、シリコンです。
シリコンは人形の制作に等に使う素材で、液状のシリコンに
硬化剤を混ぜると固まるので、型に流し込んで成形します。
このシリコン、実はかなり高価なもので、シリコンを使用した手足の爪、歯、目が
全体の費用の大部分を占めています!
シリコンで作成した爪や歯は、接着材での接着に適していないため、
取り付け用の金具も埋め込むように製作しました。
シリコンは研究室の誰も扱ったことがなかったため、手探り状態での作業となりました。
まず、粘土で完成の雛形を作り、次にそれを石膏でかたどって、
最後に石膏型にシリコンを流し込むことでようやく完成になります。


粘土で作った手の爪と足の爪の雛形と、石膏を流し込むための型枠を作りました。
石膏型作成で大事故が起きますが、それは次回のブログで!!

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