風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
一般社団法人LSDは、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな日常をお伝えしていきます。
July 6, 2009

木橋施工(初日) 【唐津 / 羽野】

ついに、唐津西ノ浜にて木橋の施工が始まりました。
昨年度、樋口研がデザインした橋長30mの木橋です。
今日から7/13まで、1週間強の工程で施工します。
7/11には、木橋床板の市民参加施工イベントを行ないます。
市民のみなさんと、この木橋の床板を作っちゃいます。
今日は、資材一式の現場搬入と、既設岸壁パラペットの切り欠き作業でした。
朝8時半過ぎ。資材到着です。

大型クレーンを使い、対岸の浜辺に資材を搬入します。
施工する木橋は、この岸壁から浜辺に渡るものです。

朝9時半。1時間かけ、資材搬入完了です。

資材搬入後、既設岸壁パラペットの切り欠き作業開始です。
切り欠き範囲にコンクリートカッターを入れます。粉塵注意!

コンクリートカッターを入れた後、ブレーカで崩します。

爆音&粉塵注意!

切り欠き幅2.1m。ひたすらブレーカで崩します。

正午。路面高まで、はつり取りました。一休みです。
パラペット内は、細径の鉄筋が入っていました。

午後。木橋の支承面まで、またまた、ひたすらブレーカで崩します。

下を流れる河川にコンクリートガラが落ちないよう、注意を払いながら施工します。

いつの間にか、トラックの荷台は、はつり取ったコンクリートガラでいっぱいに。

夕刻、岸壁の切り欠き作業完了です。

岸壁はパラペット下も台形断面が続いています。重力式岸壁のようです。
切り欠いた後の表面は、後日、きれいにモルタル整形します。
モルタルの付着を高めるため、あえて表面に凸凹を付けています。

浜辺に仮置きしている木橋資材。

木橋の杭。Φ200mmです。実物は想像よりも太く、いい感じです。

木橋の横梁と主桁。下面にハンチを設けている手前の部材が横梁、段違いに切り欠いている奥の部材が主桁です。

以上。本日はここまで。
作業員の方々、暑い中お疲れ様でした。
明日はいよいよ杭打ちです。

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