風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
September 27, 2009
周辺住民意識調査part1【樋門/西村】

前日の利用状況調査に引き続き、今回は河川敷に対する意識調査を行いました。
実際に周辺に住んでいる方がどの程度河川敷を利用しているのか、
河川敷に対してどのようなイメージを持っているのか、
水天宮や瀬ノ下地区の歴史についてどの程度知っているのか、などを調べるためです。
今回は、河川敷から400m以内の世帯を対象に、調査員が訪問アンケートを行う方法で調査しました。


留守の家や、残念ながらアンケートを断られてしまう家もありましたが、
アンケートにご協力いただいた方の中には身振り手振りを交えてお話して下さる方もいらっしゃいました。

特に、歴史についての質問になると話が弾み、文献だけでは知ることが出来なかった貴重なお話を
教えて頂くこともできました。
ご協力頂いた周辺住民のみなさん、ありがとうございました。

September 26, 2009
利用状況調査(休日Ver.)【樋門/西村】

お久しぶりです、B4西村です。
9月26日(日)、次回の樋門勉強会に向けて、筑後川で利用状況調査(休日Ver.)を行いました。
調査内容は
・アクセスポイント
・河川敷の利用頻度
・来場目的
・滞留の有無とその目的 etc.
です。
来場者の動線を追い、退場時にアンケートをとるという方法で調査を行いました。

6:00現地集合、7:00調査開始というスケジュールで調査を行ったのですが、
現地到着時にはすでに、住民の方が散歩をしたり、集まって談笑したりされていました。


駐車場の車止めの石はベンチとしての利用もあり、駐車場のある陸閘下や長門石橋下が
一つの滞留ポイントになっていることが分かりました。
また、今回は河川敷だけではなく、水天宮や京町第一公園内の利用者についても調査を行いました。
水天宮に参拝に来た方が、参拝ついでに天端から川を眺めるという光景が多く見られました。

平日Ver.の利用状況調査の様子はまた後日アップします。
最後に、
休日にも関わらず、朝早いにも関わらず、手伝って下さった都市研・交通研のみなさん
ありがとうございました。

May 19, 2009
動線調査/深川

午前中の嘉瀬川の現場視察を終えた後、学生4人で筑後川へ。
目的は、水天宮周辺の歩行者動線調査。
この日は非常に暑く、朝早かったこともあってか車内では運転手以外、ダウン・・・。
厳しい調査になりそうな予感・・・。
水天宮に着くと、境内の中で休憩を兼ねた作戦会議を行い、いざ調査へ。

しかし、お昼時ということもあってか人通りが少なく、調査は少々難航。
幸先が不安になりましたが、人の代わりにこんな生物の姿を目にしました。

カモです。
彼らも暑かったのか、木陰でのんびりとしていました。
集団行動を好むようで、一匹で川に入ったり、どこかに飛んでいったりすることもありません。
素晴らしい結束力、チームプレイです。
人間が見習うべきポイントが多々あるよう思われます。
カモに少々目を奪われつつも、日が傾いていくにつれ徐々に散歩やジョギング、サイクリングをする人が増えてきました。

調査を進めていくと、頻繁利用されているもの、あまり利用されてないもの、歩行者の行動の特性等について知ることができ、協力して頂いた方の中には、昔の水天宮周辺のことや、いつもはどういった利用をしている人がいる等、時間をかけて貴重な話をしてくださる方もいらっしゃいました。
個人的には、初めてのヒアリング調査だったので、少し心配な点がありましたが、声をかけさせて頂いたどの方も、親身になって話してくださり、多くの情報を提供させてもらい、大変助かりました。
協力して頂いた歩行者の皆さん、ありがとうございました。
この調査を下に、今後の検討やスタディを頑張っていきます。

April 22, 2009
粘土との戯れ【樋門/筒井】

「模型って粘土でつくるんですね.」
私が研究室に入ってから製作に携わった模型といえば
唐津の港湾計画区域の模型に始まり今に至るまで
粘土の絡んでいない模型はないぐらい粘土をつかっています.
とっても便利です.
おかげさまで不要な模型を整理したら
みかん箱1箱分の粘土が再利用できるようになりました.

今年も4年生は研究室に配属されてすぐに粘土をこねて
樋門のスタディ模型をつくっています.
細かい作業に萌える方と大雑把な形をつくる方に役割分担ができています.
そして前者は男子に多く,後者は女子に多い傾向であると言うのは
みんなの秘密です.

April 17, 2009
瀬ノ下樋門検討【樋門/筒井】

研究からプロジェクトへとドミノのように進展していく荒巻くんと樋門との関係性.
近頃荒巻くんが向き合うものは
樋門単体から樋門の周囲の風景へと広がりを見せています.

今日はスタディ模型製作のスケジュールを確認しました.
この顔.半分冗談半分本気です.
日々積み重なるプロジェクトと授業とヨットとその他雑務は
髪とともにボリュームを増す一方で,
この時期で彼のスケジュールは爆発寸前…プライベートはたぶんないです.
ある先輩は教えてくれました.「死にはしない」と.

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