論文発表が迫ってきました!
修論発表は明日、卒論発表は明後日です。
研究室のいたるところで発表へ向けた準備が進められています。
修論生のM2二人は、明日の発表へ向けて先生たちと最後の追い込みです。
先生と榎本さん相手に発表練習中の深川さん。
今年作成した通称”深川倉庫”の製作をまとめ発表します。
高尾さんと最後の確認をしているのか、西村さん。
由布院を対象としてヒアリング、文献調査から明らかになった
研究成果をまとめています。
4年生もあさっての発表へ向けて必死で本文・pptを作成中です。
もう少しです!
ラストスパートがんばってください!!
出会いと発見DIARY
修論・卒論の締め切りも2週後に迫り、
追い込みの論文ゼミを行いました。
週明けが概要の提出締め切りとなっているため、
概要の確認が議論の主なものとなりました。
調査に出かけている4年生を除いて
論文生が発表を行いました。
テーマそれぞれ以下のとおり。
深川:唐津みなとまちづくりにおける市民主導による社会基盤整備の試行的取組み
西村:湯布院町温湯区における共有物の維持管理体制と合意の仕組み
平野:筑後川の水神祠に着目した人々の暮らしと川との歴史的関係性の読み解き
これにあわせて、
D論の研究計画と留学生の自己紹介を行いました。
留学生はパワーポイントを使いながら日本語でプレゼンテーションをしてくれました。
発表まであとわずか、
ラストスパート、ファイトです!!
例年に比べると少し遅めですが、
今年度第1回目の論文ゼミが開かれました。
卒論生は
石井:文化的景観
平野:人々の港の利用に関する研究
を題材にするようです。
ゼミの中では、先生方から考えを深めるためのアドバイスをたくさんもらっていたようです。
修論生は
深川:木材を活用した公共空間設備の開発
西村:由布院盆地における環境・風景維持活動
を題材にした修論にする予定のようです。
今年度の最後にどういった論文になるのでしょうか。
楽しみです。
この後、プロジェクトゼミを行いました。
研究室で関わっているプロジェクトの現状を確認しました。
論文、プロジェクトとゼミを定期的に開いて皆で進めていきましょう。
先日の修論発表に引き続き、3月3日には卒論の発表が行われました。
今年度、唯一の卒論生として、僕らM2とともに論文に取り組んできた小川君
研究タイトルは、「宮脇檀の住宅地計画・設計の考え方」です。
今まであまり評価されてこなかった建築家・宮脇檀における住宅地設計に着目した研究です。
宮脇檀著作の本をたくさん読んだり、彼の元で働いていた方にヒアリングをしたりと
なかなか充実した卒論になっているみたいです。
さて、連日の高尾さんとの打ち合わせを重ねてこの日を迎えました。
直前までいかに分かりやすい、伝わる発表になるかパワーポイントの練習をしていましたが、とても緊張していました。
待ち時間はとても緊張しているのがこちらにも伝わってきました。
宮脇檀がどんな考え方をして住宅地を計画・設計したのかをテキスト分析の結果などから説明しています。
質疑応答の際も鋭い質問が飛んできましたが、
屈することなくしっかりと自分の考えを応えていました。
本人は緊張していたみたいですが、練習の甲斐もあって分かりやすい、いい発表だったと思います。
卒論もひと段落で、まずはお疲れさま。
次はいよいよM1としてプロジェクトを頑張ってください!
修士論文審査会の翌日、湯布院で地元の方々に対して、修士論文の研究成果報告会をおこなわせていただきました。「潤いのある町づくり条例」の運用の一部を担う「まちづくり審議会」の勉強会の場をお借りして、町づくり条例の運用の成果・課題とそれらを踏まえた条例改正の方策の提案について発表しました。
研究成果に対しては、審議委員の皆さんからは概ね共感の言葉をいただけて、本当にうれしく思いました。30分の発表の後におこなわれた30分の意見交換も有意義なものとなったと思います。
この報告会の後、皆さんから感謝の言葉をいただいてしまいました。照れくさくも、たまらなく嬉しく、このテーマで論文が書けたことを誇りに思いました。
振り返れば、町づくり条例の運用の20年間を辿る旅は、大変に味わい深いものでした。論文を執筆する間、苦しくなったときは、お会いすることができなかった方も含め、条例制定や運用に関わったすべての人たちのエネルギーがいつも私の背中を押してくれました。20年間を振り返ることは、町づくり条例に託されている「湯布院の未来を想う人々の切なる願い」を実感することでした。この実感を伝えなければ、と思いました。その上で、「条例はこのままで何もしなくていい」という楽観論でもなく、「条例は時代遅れでどうしようもない」という悲観論でもない、データの分析による冷静な評価をおこなうことが私の研究の使命なのだ、と信じてこの論文を書きました。
湯布院の「これから」を考えるときに、この論文が少しでもお役に立つことができれば、本当に幸せです。
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