樋口研OB林博徳さんから驚きのニュースが届きました。
なんと遠賀川にサケが遡上しているのが発見されました。
(林さんがお客さんに遠賀川を案内している際に見つけられたそうです。)
例年河口の方では2~3匹確認されるそうですが、水辺館前で見つかったのは初めてだそうで、
水辺館と河川事務所の皆さんで捕獲されたようです。
かつて産炭地として栄えた頃は「ぜんざい川」と呼ばれた真っ黒な川でしたが、
最近は鮎の遡上も確認され、水質の改善が目に見えて分かるようになってきました。
市民の方からも「川の近くに行っても全然臭くない。きれいになった遠賀川をもっと知ってほしい。」
という声が聞こえます。
遠賀川の更なる成長が楽しみです♪
林さん、素敵なご報告ありがとうございました。
出会いと発見DIARY
今週末の遠賀川わくわく夢フェスタに向けて、九大に任された重要なお仕事・・・
それはフェスタ開催をアピールする垂れ幕の製作。
型紙をプリントアウト、切り抜きした後、外へ移動。
強風の中、幅1m×長さ7mの布に「わくわく夢フェスタ」の文字をステンシルしていきます。
風除けのためのベニヤ板を持ちながらの作業です。
ステンシル完了。
型紙をはずしてみると・・・
ばっちり「わくわく感」溢れる垂れ幕が完成しました♪
わくわく夢フェスタは今週日曜日24日に、遠賀川河川敷にて開催。
カヌー体験や、収穫祭、音楽ライブ、お茶会、パネル展示、河川敷案内ツアーなどが行われます。
お時間のある方は是非お越し下さい!!
遠賀川水辺館めだかホールにて第44回市民部会が開催されました。
18:00~開始予定でしたが、集まりが悪かったため15分ほど遅れて開始しました。
以下簡単な議事録です。
出席者:26名
議題:「下流もぐり橋からの歩道(遊歩道・散策路)をどう伸ばすか?」
まず、現在行われている右岸の改修によって、下流もぐり橋を渡った部分が
すり鉢状の地形になることを確認しました。
その後、河川敷の利用状況調査の結果を参考に、下流もぐり橋からのルートを
模型を使って検討しました。
市民の方からは
・ルートは直線よりも緩やかに蛇行していたほうがいい。
・ルート沿いに木を植えたい。
・コンクリート系の舗装は嫌だ。
などの意見が出されました。
最終的に歩道ルート案として以下の3つが挙がりました。
(1)彦山川側へのルート(上の写真:青線)
もぐり橋から中ノ島の中央付近までのルート。
インターロッキング舗装を少しはがす。
緩やかに蛇行させ、終点には木を植える。
(2)水辺館側へのルート①(上の写真:橙線)
ルートの勾配が4%前後になるように、
芝生を横切ってもぐり橋からアスファルト舗装へつなぐルート。
(3)水辺館側へのルート②(上の写真:赤線)
芝生を横切ってアスファルト舗装へつなぐルート。
緩やかに蛇行させる。
次回の市民部会は、
4月1日(木)18:00~遠賀川水辺館(めだかホール)にて。
・下流もぐり橋からのルートの最終案(今回の続き)
・チューリップ畑の位置
について話し合う予定です。
3月3日、卒論発表の翌日から早速新M1としてのお仕事が始まりました。
最初のお仕事は遠賀川の施工現場の確認です。
今回工事が行われている範囲は右岸のカヌー乗り場のやや下流~下流もぐり橋までの範囲。
途中までしかできていなかった階段護岸や、石積み、水際のプロムナード、ピンコロ舗装を下流もぐり橋まで延長する工事です。
写真は施工前(1月)の様子。
階段護岸も水際のプロムナードも途中でぷっつり切れてしまっています。
これをさらに下流まで延伸します。
今回の工事のポイントは、(他にもいろいろあるのですが1番は…)石積みです!!
流軸方向にも緩やかにカーブしている上に、
小段を挟む2段の石積みを小段なしの1段の石積みにすりつける(小段を徐々になくしていく)!!
かつ石積みの高さを下流にいくにつれて徐々に低くしていく!!!
というものです。
ということで、この日は石積みの丁張りの確認に行ってきました。
もともとあったコンクリート護岸も階段護岸に生まれ変わるべく、その高さを約半分程にまでカットされています。
下の写真の場所が、小段が徐々になくなって、2段の石積みが1段の石積みにすりつく箇所。
一番上の水糸が天端位置なのですが、若干左下がりになっているのが分かって頂けるでしょうか?
これから実際に石を積む工事が始まります。
現場へも頻繁に足を運ぶ予定ですので、今後の進捗状況もお楽しみに…
最後に…
河川敷には一面菜の花が咲いていて、菜の花畑の中を散歩している人がたくさんいました。
2月4日、遠賀川水辺館にて第43回市民部会(遠賀川を利活用してまちを元気にする協議会)
が行なわれました。
今回の市民部会の大きな狙いは、
“遠賀川の川づくりをみんなでワイワイ考える会を再開しましょう!”
というものです。
昨年の市民部会での議題の多くは、「遠賀川わくわく夢フェスタ」等、整備された遠賀川の河川敷を
利用したイベントの企画・運営に関するものでした。
しかし、これから遠賀川の河川整備事業は、今年度は水辺館前のカヌー乗り場から下流側沈下橋
までの区間の護岸改修とそれに伴うチューリップ畑の形状変更があり、
来年度以降は、上流側に架かる勘六橋の架け替え、それに伴う両岸スロープの移設・周辺の水辺
の改修等が計画されています。
要は、遠賀川はまだまだこれから市民の方々と一緒に良いアイデアを考えていかなければいけない
整備事業が盛り沢山である。ということです。
そこで、今回から市民部会では、これまでのイベントの企画・運営に関する議題に加えて、
再び“川づくり”に関する議題を積極的に取り上げ、みんなで考えていきたい! と考えています。
この日は、九大の呼びかけに応じて、平日の晩にも関わらず20名近い市民の方々が参加していた
だきました。
この日は、市民の方々から今後の部会で議論したいテーマが多く提案され、我々が準備していた
議題の半分も、取り上げることはできませんでした。
しかし、それが直方市民の遠賀川に対する真剣な想いの表れであり、これから市民部会は毎回
アツくなる、この熱を冷ましては失礼だと、こちらの気を引き締めるに十分な熱気でした。
写真上: 昨年10月と11月に実施した遠賀川利用状況調査の結果を説明してくれた4年生の西村さん
昨年の調査結果と3年前(平成18年)の調査結果を比較して、
①虫取り、魚釣り、水辺・風景を眺める等、来場者に新たな利用目的が生じていること
②家族での利用が増えていること
③3年前と変わらず多くの来場者がいること
を参加者の方々に伝えてくれました。
さらに、昨年の調査では両岸において利用者動線調査を行なったことで、右岸と左岸の両方を回遊する利用
が確認できたことを、図を示して伝えてくれました。
写真上:来場者歩行ルート図を先生に持ってもらい、ポイントを説明する西村さん。天晴れです。
写真上:市民の方々とワークショップを行なう際、やはり模型は説明ツールとして大きな威力を発揮します。
写真は、視覚障害者の方に模型に触れていただき、議題に取り上げている項目の対象を分かりやすく
理解していただいている場面です。
今回の市民部会では、
・今後の市民部会で取り上げたいテーマについて、市民の方々から多くご意見をいただいたこと
・今年度の河川整備事業(水辺館前~下流側沈下橋)の内容を、市民の方々にご理解いただいたこと
・チューリップ畑の形状について、議論ができたこと(引き続き次回も議論します)
が、収穫でした。
次回市民部会は、3月5日(金)18:00~@遠賀川水辺館です。
直方市民の方々、その他興味を持たれた方々、是非一緒に遠賀川の川づくりを考えていきましょう。
いつでもお待ちしています。
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