風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
March 12, 2020

直方の車寄せ その後

直方駅前で進んでいた旧駅舎車寄せの復元工事がほぼ終わりました。あとは周囲の広場の完成を待つばかり。

あのダンボール製実物大模型以上に大きいです!

色が気になる方のために少し説明します。保管されていた車寄せの部材(部品)をアルセッド建築研究所佐賀事務所所長の清水さん、長崎総合大学の山田先生、市役所で確認したところ、復元の目標とした完成間もない時代の駅舎には濃緑色の塗料が塗られていたことがわかりました。写真の色はそれを忠実に再現しています。

仕上げの仕事として、文化庁から文化財の指定をしていただくことが残っています。気を抜かずにやり遂げないといけません。直方市の皆さんガンバ!

この車寄せの復元は最初の一歩です。これをきっかけに、中心市街地に多数残る町家をはじめとする歴史的建造物群の保存・利活用の動きに火をつけ、直方の素晴らしい歴史を活かしたまちづくり活動に展開していかなくてはいけません。九大景観研も頑張ります!

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