風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
October 24, 2016

俵ヶ浦半島育ちのおいしいもの食堂看板作り[佐世保/林田]

こんにちは

10月16日に行われたコスモスウォークで地元の有志の方が実施した「俵ヶ浦半島おいしいもの食堂」の看板を景観研究室で作成しました。
作成は自分たち4年生2人がM1の樋口先生のアドバイスのもと、大瀬さん、M2の鮫島さん、助教の榎本さんに色々と手助けしていただきながら行いました。
材料はコスト面や耐久性、作業に使える時間などからさらし木綿を利用しました。
当初はテントの場所がやや目立ちづらい場所であることから目立たせることを優先としたデザインで、文字の色として青や赤系の橙色などが候補に上がりました。また、生地が白い色のため、先生からコントラストがはっきりする色がいいというアドバイスをいただき、青や緑などやや黒に近い色も候補に上がり、複数パターンを紙に印刷してどれが一番見やすいかなどの検討を行いました。
文字の配置についても強調したいところを大きくしたり、一部の文字を斜めにしたり、下線を引いてみたりなど幾つか検討を行いデザイン案を固めていきました。
ある程度デザインの案が固まった段階で地域の方にメールでデザイン案を確認していただいたところ、文字の色や大きさについて暖色にしてほしい、もう少し小さくしてほしいなどの要望をいただいたので
それをもとに再度デザインについて検討を行い、最終的に橙色の文字色を採用し、構成も文字の大きさを前半と後半で変えることで「おいしいもの食堂」という言葉が強調されるデザインにしました。
実際に自分たちで看板を考えて作っていく中で依頼を受けてものを作る場合にどういうことに気をつければいいのか、どのような手順で作ればいいのかということ、そしてデザインをする上で気をつけるべきことを学ぶことができました。
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