風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
June 25, 2016

H28年度フィールドトリップ②[土木エンジニア史/大瀬]

6月24日(金)

建設都市工学コース2年生の講義「土木エンジニア史」の第2回目のフィールドトリップに
TA(ティーチングアシスタント)として参加しました。
行き先は、
・三連水車の里あさくら
・山田堰
・吉井宿
の3カ所でした。
最も楽しみにしていた山田堰は、前日までの雨で増水し、堰が隠れてしまっていました。
しかし、水の迫力や堰の形状による水の流れを観察することができました。

堰から引かれた水は、写真のように水路を通り、長年に渡り、朝倉の田畑を潤しています。
まだ現在のような技術が発達していない時代に、
その土地の特徴、問題点を理解し、人々の暮らしを支えるために、命がけで山田堰を作った
当時の土木エンジニアの方々には、脱帽するしかありません。
最後に訪れた吉井町は、伝統的な白壁の家が立ち並び、パン屋さん、カフェ、雑貨やさんなどがある
おしゃれな町でした。
2年生の学生たちも、普段行かないような歴史的街並みを、楽しそうに歩き回っていました。
座学だけでなく、実際に土木のエンジニア達が作り上げてきたものを、自分の目で見に行くという
貴重な体験になっているのではないかと思います。
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