風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
May 8, 2016
フィールドトリップ【土木エンジニア史/尾木】

5月6日(金)に行われた建設都市工学コース2年生の講義「土木エンジニア史」の
第1回目のフィールドトリップにTA(ティーチングアシスタント)として参加しました。
行き先は、
・三池港
・昇開橋
の2カ所でした。
1つ目に訪れた三池港では、展望所からと岸壁上から視察しました。
展望所では地域のボランティアの方から、


三池港の岸壁上では樋口先生から説明を受けました。


過去繁栄した石炭産業を支えたこの港の閘門や水堰がほぼそのまま残っていて、
当時この築港に携わった団琢磨氏の、(三池港は)百年の基礎になるという言葉を体現したようでした。
続いて訪れた筑後川昇開橋は4月に発生した熊本地震の影響で残念ながら昇降の様子は見られませんでした。


ですが、実際に橋の上に立ったり国鉄佐賀線の線路を見つけたりするなど、使われていた当時の様子を想像するには十分だったと思います。
2年生にとっては天気に恵まれず小雨が散らつく中歩くのは大変だったかと思いますが、それを補って余りある経験になったかと思います。座学だけでなくこのような機会も土木を勉強する1つの手段であると
感じる時間でした。

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