風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
December 12, 2015
第6回北崎の夢を語る会【北崎/工士】

今日は北崎の夢を語る会でした。

前回と同様、「シェアハウスチーム」「国際交流チーム」「名物づくりチーム」それぞれのチームに
現在の状況を報告をしてもらいました。
今年度の活動は、それぞれ次のようになっています。
シェアハウスチームは1F部分のリフォームで、新しい扉の設置や看板やテーブル作りをします。その作成は名物づくりチームと合同で、1月10日(日)にみんなで取り組む予定です。その後何かイベントをします。
国際交流チームは来年から小中学校のカリキュラムに組み込んでもらい、生徒さんと九大の留学生との交流をしていきます。そのために今年度、小学校では外国の遊びのイベント、中学校では和太鼓のイベントをしていく予定です。また、留学生と一緒にマップ作りもしていきます。
名物づくりチームは、小中学校の子供たちが書いてくれたくじらのイラストをロゴにしたり、シェアハウス等のシャッターに書いたりして使用していきます。また、くじら饅頭の試作を作っています。
この会で、くじらイラストとシェアハウスの名前の投票もしてもらいました。
その後、またチームに分かれて話し合いました。
お互いのチームの活動状況を聞いて刺激を受けたかと思います。
次回の日程も決まり、ますますこれから活動的になっていくはずです。
一緒にがんばりましょう!
December 9, 2015
シェアハウス1Fの改装について話し合いました【北崎/鮫島】

12月5日(土)、北崎の夢を語る会シェアハウスチームの第2回目の集まりが行われました。

今回話し合うのは北崎の唐泊にあるシェアハウスの1F部分についてです。
前回までの話し合いで、外から何をやっているのか見えるようにしたい、という意見や
看板をつけたいという意見があったため、景観研で改装案を作成して持って行きました。
事前に松浦と鮫島で測定した寸法をもとに1Fの入り口に引き戸をつけたらこんな感じになりますよ、という
イメージ図を作り、チームのみなさんにお見せしました。実際に使っている様子のイメージが膨らみ、話が弾みました。
ちなみに引き戸はチームの一員である黨隆雄さんにいただいたものです!
また、家の表につける看板の話では、まず名前を考えようということになりましたがあまり多くの案が出ず。。。
次回の12日の夢を語る会でもう一度話すことになりました、
北崎の家にふさわしい名前が付けられると良いですね。

1月10日には施工することに決まったシェアハウスの1F部分。
このチームの活動を多くの人に知ってもらうためにはまだまだ準備が必要ですが、
チームの雰囲気も盛り上がってきたのでとても楽しみです。
December 7, 2015
11月の大島里山づくり活動【みなと里山の会/鮫島】

だんだんと寒くなってまいりました。

今日は11月の大島里山づくり活動の日です。
今回もたくさんの九大生が参加してくれました。
彼らの中から継続的に活動に参加してくれる大島ファンを増やすために、心行くまで大島を楽しんでもらうことが大切です。
であるにもかかわらず、今回集合時間を大学の一限よりも早い8時半に設定してしまいました。。せっかく大型バスを貸し切ったのにこれではよくありません。このような細かなところまで九大生の目線に立って考えなければ大島ファンを逃してしまうことになります。反省です。
車中では、大島のこれまでとこれからについて、先日ついに完成を迎えた「大島夢プラン」を用いてみんなに樋口先生からお話ししていただきました。これから参加することになる活動についての意義を知っておくことは、モチベーション向上のためにも大切なことです。
大島に着いたら、早速登頂開始です。朝の寒さも吹き飛ぶちょうど良い運動になりました。また、道中では樋口先生による大島の現地解説もあり、有意義な時間になったと思います。大島がどのようにして変わってきたのかを目の当たりにしたことで学生のやる気に火がついたことでしょう。

さて、冬の朝のいい運動も終えたところで早速作業開始です!
今回も午前の部は調理班と伐採班に分かれて作業します。
作業班は三つのチームに分かれて伐採しました。
今回も前回と同じく遊歩道沿いの木を数本伐採します。
みなと里山の会の竹林さんや辻さんの熱心なノコギリ指導によってみんな上手にノコギリを使えるようになりました。
自分の力で木を切るという経験は初めてだったようで、みんな新鮮な喜びを感じていました。
今回の反省点としては、「この木を切ることにどういう意味があるのか。」ということを十分に説明しなかったことが挙げられます。
なぜこの木を切るのか、という問いに対して、病気の木だから、眺望を確保するため、などそれぞれに理由があると考えられますが、自分の一つ一つの作業がどんな成果を生み出すのか、ということを知っているのと知らないのとでは、活動参加へのモチベーションが大きく異なってくるでしょう。
調理班のみんなは、とても楽しくお昼ご飯を作ってくれたみたいです。
今日のメニューは、シーフードリゾットと串焼きです。
今回も窯作りから始めて自分たちで火を起こして調理しました。
新兵器のダッチオーブンも登場し、いよいよアウトドア感が出てきましたね。
作業中の伐採班の方まで美味しそうな匂いが漂ってきて、みんな待ちきれない様子でした。
お昼ご飯も完成し、地元の人も学生も入り混じってランチをとりました。
ある学生は、普段聞けないようなことがたくさん聞けてとても楽しかった、と語っていました。
学校生活を送る学生にとって、山に入って地元に人と共同作業をするというのは中々ない経験です。
些細な出来事でもいい経験として心に残ってくれるのです。
お腹がいっぱいになったところで午後の作業の開始です。
午後も調理をやりたい人は調理班へ、まだまだ働ける人は伐採班へ分かれて作業しました。
午後は午前中よりもペースダウンして伐採を行いました。
午前中の経験を生かして、細い立木を伐採した学生もいて盛り上がっていました。
調理班の方はデザートのパンケーキを作ってくれました。
美味しくデザートをいただいたところで今回は終了です。
毎回毎回の作業に来てくれた人たちに楽しんでもらうことが、大島ファンの拡大へとつながります。
次回はどんな工夫がなされているのか、ぜひお楽しみに!

December 7, 2015
大島夢プランウォーキングプレイベント【唐津/松浦】

昨日、大島夢プランウォーキングのプレイベントを行いました。
今まで景観研が唐津みなと里山の会の皆さんと一緒になって大島での伐採活動を進めてきました。また、それと並行して、地元の皆さんが「大島でこんな風になったらいいな」という夢をまとめた「大島夢プラン」を作成しました。せっかく作成した「大島夢プラン」ですから、これを元にして一人でも多くの人に大島に対して興味を持っていただきたいと思っています。
そこでその第一歩として企画したのが大島夢プランウォーキングです。今回はそのプレイベントで、九州大学の二年生に参加してもらいました。

唐津みなと里山の会の中心人物である安岡さんに、大島の詳しい歴史や今までの取り組みについて解説してもらいながら、山頂公園にある石舞台のところまで1時間ほどかけて登りました。
登ってみての感想を聞くと、「もっと奥まで行ってみたかった」「桜や紅葉のきれいな時期にまた参加したい」など前向きな意見が多くもらえました。
本番の大島夢プランウォーキングは、暖かくなってちょうど桜が見頃になった時期に開催したいと考えています。

December 4, 2015
第4回北崎名物作りチーム【北崎/工士】

12月3日(木)にカフェ徳の樹で北崎の名物作りチームの集まりがありました。

今回はいつものメンバーに加え、国際交流チームから原田さん、シェアハウスチームから井上さんが掛け持ちで加わってくれました。九大の2年生も2人参加してくれたので、とても賑やかな会になりました。
前回北崎中学校の生徒さんから集まったイラストの見直しに加え、今回は北崎小学校からも集まっていたので、みんなでじっくり見させてもらいました。素敵なイラストがたくさんあって、見るのがとても楽しかったです。
また、ランナーやライダーの休憩所を作ろうという動きについては、まずは畑中と小田の所有地で進めていくことになりました。名物チームのいいところは、行動に移すのがとても早いところです。休憩所に置くベンチやテーブルを早速作ろうと、日程もさっと決まりました。シェアハウスでもイスやテーブル、看板作りをしようとなっているので共同でみんなでできたらと考えています。
話し合いをしながら、くじら饅頭の試食会もしました。
イチヂクを混ぜた生地の中にこしあんを入れたものを何種類か作り、生地の厚さやもちもち感についてどういうものがいいか、あんこにイチヂクを混ぜた方がいいのではないかなど、中学生の2人を始めみなさん活発に意見を言ってくれました。
北崎の名物のスイカに見立てた饅頭の案も出て、終始盛り上がった会でした。
次回は12日の北崎の夢を語る会で、みなさんにイラストの投票をしてもらおうと思っています。
その結果を見てまた検討していきます。またとっても素敵なイラストがたくさんあるので、全部の絵を、シェアハウスのシャッターに描いてもらうなどして使わせてもらいたいです。
今後の活動も楽しみです。
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