風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
January 11, 2014

サイン設置箇所下見・杭打ち【佐世保/裴】

遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます!
2014年も九大景観研をどうぞよろしくお願い致します。
新年早々、学生達は卒論や修論で大忙しですが、
プロジェクトの方では特に慌ただしい動きは無く、
着々と進んでいる状況です。
そんな中、佐世保・俵ヶ浦半島トレイル整備事業は、
11月・12月のワークショップを通して、
トレイルルート及びサインの検討を行いました。
そのワークショップの様子を捕えたショットを一枚どうぞ!

俵ヶ浦町の方達が地図を囲んでトレイルルートの検討をしているところですが、
ご覧の通りもの凄い熱気です。
これは11月ワークショップの一景で、
12月では学生が作ったコンター模型とサインのモックアップを元に、
トレイルルートにおけるサインの設置箇所を決めました。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、
今年の俵ヶ浦半島トレイル整備活動は、
ワークショップで決まったサインの設置箇所を現地にて
まず九大景観研が確認し、目印の杭を打つところから始まります。
地域にはご高齢の方が多いので、
まずは九大のみで杭打ちの作業をし、
後日地域の方に確認していただきます。
そんな訳で、1月9日木曜日、
雪が降るかもしれないと予報されている中、
佐世保・俵ヶ浦半島に向け出発しました…

なんと幸運にも最高の天気に恵まれ、
絶好のハイキング日和。
少し単調でしんどい作業でもテンションが上がります。

杭打ちの作業風景。
地図にプロットしたサインの設置箇所を現場で見て、
状況に合わせて最適なサイン設置箇所を決めます。
杭(サイン)が車に引っかからない様に車道から少し離してみたり、
できるだけ私有地に入り込まない様に注意して設置箇所を決めていきます。
マップづくりでお仕事に来ていた景観研OB・佐藤さんにもお手伝いいただきました。
樋口先生と榎本さんと僕でマンパワーが足りなかったので非常に助かりました!
ありがとうございました!

杭には、後から地図と対応し検討出来る様に、番号を振っていきます。
全部で31本の杭を打ったので、31のサインを作成することになります。
怪しまれない為に「九大」と杭に書いておきます。

素晴らしい景色が広がる場所がいくつもあったとても魅力的なトレイルルートでした。
起伏もなだらかで、約4kmと適切な距離。
サインの設置箇所は、写真の邪魔にならないような配慮も行いました。
上の写真にあるサインの設置箇所(青色の杭)については、
榎本さんが「これは写真を撮る邪魔になる」と抗議しましたが、
樋口先生は「写真に撮られるようないいサイン作ればいいじゃん!」
ということで暫定的にはその場所に決まりました(笑)。

サインの中には、地面に打ち込む(埋め込む)タイプのものだけではなく、
木や電柱に付けるタイプの物もあります。
木にサインを付けることを示す一枚。
先生のハンマーを構えるポーズ、キマってます。
このように、およそ2時間半かけて、
全てのサイン設置予定箇所に杭を打つ事ができました!
よい天気、よいトレイルルートに恵まれて、
とても気持ちよく仕事できたと思います。

杭打ち作業が始まる前に佐世保観光コンベンションセンターの方とサイン製作、設置の打ち合わせも行いました。
これから2月、3月でサイン製作の作業を進めていき、
地域の方と一緒に設置を行います。
とっても楽しみですね!

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