風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
October 19, 2013

俵ヶ浦町老人会【佐世保/鍜治】

10月15日(月)に俵ヶ浦にお邪魔させて頂き、俵ヶ浦町老人会、俵ヶ浦8町内会議に参加しました。
この記事は参加した2つの会のうち、俵ヶ浦町老人会の記事になります。
俵ヶ浦町にて俵ヶ浦町老人会が行われるという事で
九州大学景観研は地元の方にお話を伺いに老人会の方に顔を出させて頂きました。
老人会の方に来られていた地元の方は20名近くいらっしゃいました。
先日、行われました顔合わせ会でも地元の方の熱気に圧倒されましたが、
今回の老人会でも、同じように熱気溢れる会になり、話を聞く学生は圧倒されるばかりです。
前回の顔合わせ会でお会いした方達よりも一世代上の方々でしたので、
前回よりも歴史にまつわる話をたくさん聞く事が出来ました。


いろいろな話をお聞きしました。以下はその一部です。
・丸出の石積みは島原からの石工が来て施工をした。砲台の建設作業は韓国人にも手伝わせていた。
・高後崎にはカマボコ型をした米軍兵舎があった。そこの米軍兵の家事手伝いを地元の日本人女性がしていた。
・現在の俵ヶ浦近辺には跡は残っていないが、隧道の弾薬庫がいくつかあった。
会の終わりの頃には、
老人会会長の佐野さんから「実際に見に行った方がいいから、今度一緒に歩こう!」と声を掛けて頂きました。
大変ありがたいお誘いです。次に俵ヶ浦に行く機会がありましたら、ご一緒させて頂きたいと思います。

今回聞いた話は文献では出てこないような話がほとんどです。
当時生活されていた方から話を聞く事で情報に付随して、
感情・思いも伝わってきて当時の情景がよりイメージしやすいように感じました。
また、このような話をしっかりと次世代の子供たちのためにも、
文章としてしっかりと残しておくことが大切だと思いました。
俵ヶ浦町老人会のみなさん、貴重なお話を聞かせて頂きありがとうございました。

俵ヶ浦町老人会【佐世保/鍜治】へのコメント
  • 田嶋です。 : 2015年1月10日 9:37 PM

    SECRET: 0
    PASS:
    先日はご連絡ありがとうございました。
    長崎短期大学の田嶋です。
    申し訳ありません、訳あって電話番号を換えて、
    メールも全て消えてしまったため、
    連絡できませんでした。
    新しいアドレスはmiiii26@docomo.ne.jpです。
    鮫島様、ご連絡の程よろしくお願いいたします。

  • SECRET: 0
    PASS:
    初めまして。
    長崎短期大学1年の田嶋と申します。
    今俵ヶ浦のことについて調べています。
    去年の俵ヶ浦の老人会のブログを拝見させていただきました。
    参考にさせていただきたいと思います。
    ネットじゃわからない情報があれば教えていただけたらと思い、
    コメントさせていただきました。
    よろしければ、ご連絡お待ちしてます。
    mii26@docomo.ne.jp

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