風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
February 5, 2013

説明看板組み立て【唐津/平野】

エコアコール処理も完了し、看板の部材を受け取りにいきました。研究室に戻ったら説明看板の組み立てを行いました。組み立てをするためには、まず文字を彫る必要があります。文字彫りのためにルーターを使い、彫った文字に白色のペンキで色をいれました。
経時変化で木が黒っぽくなると白い文字がはっきり見えるようになることを想定しています。
文字を彫ってもらうのは、卒論執筆中の行徳くんにお願いしました。以前ベンチに文字を彫った経験を活かしてもらいました。忙しい中、そして木屑まみれになりながら作業を手伝ってくれてありがとう!
白色のペンキは、通称・ぞうの鼻というスチのり用のスポイトを使いました。

文字の加工が完了後は組み立てをしました。そのまま六角ボルトで止めると文字を彫っている板の間隔がバラバラになり見栄えが悪くなります。
4枚の板が等間隔になるよう木を矯正しながらボルトで締めていきました。
木は自然の素材なので綺麗に真っ直ぐのものは存在しません。歪んでいたりします。しかし、やわらかいため、力を加えて矯正することで綺麗に取り付けることができます。

頑張った甲斐もあり、看板を綺麗に組み立てることができました。自分たちの手で作りあげた達成感、作ったものがこれから長い間東港に設置され唐津に貢献すると思うとうれしいです。
これがものづくりの魅力だと実感しました。
今度は現地でこの看板の取り付けを行います。

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