風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
August 8, 2012

第1回油津まちづくり会議【日南/平野】


宮崎県日南市で「平成24年度第1回油津まちづくり会議」が行われました。
日南市の油津地区には堀川運河が流れています。この運河は300年以上の歴史があるものです。
改修のときに歴史的石積みによる堀川運河を文化遺産として復元保存しつつ、ゆめ広場といった空間もデザインし、新たなまちづくりの資産づくりを努めました。
運河沿いのプロムナードは歩いていて気持ちがいい素敵な水辺空間となっています。
しかし、運河整備後、油津のまちづくりが進んでいなかっため、本格的に動き出すためにこの会議を立ち上げることになりました。
この油津まちづくり会議は、「油津まちづくり会議」と「油津まちづくりWG」から構成されており、協議や事業実施を進めるためのです。
油津まちづくり会議は、事務局が日南市のまちづくり課、委員長を宮崎大学の吉武先生が行い、
篠原先生を委員長とする「油津地区・都市デザイン会議」、商工会議所、商店街の方がメンバーの「中活協議会」、その他の「関連団体」からなります。
そこに国、県、市が入り、高尾さんは「日南活性化ネットワーク」のコーディネータとして加わります。
会議の役割としては効果的で戦略的なまちづくりの行動計画を策定すること、各事業や取り組みを進めるためのプロジェクトチームにアドバイスをすることがあります。
油津まちづくりWGは、高尾さんをチーフとして、関係者及びプロジェクトチームからの情報を集約し、油津まちづくり会議で議論する内容を整理するとともに、まちづくりの行動計画の案を策定します。
また、「日南活性化ネットワーク」とは、油津地区のまちづくりは、油津の人間だけで行うのではなく、市内各地に存在する若手と連携して進めることが有効として、市内各地に点在する高い意識を持った市民の方が連携する、広域な人材ネットワークを形成するためのものです。
油津という場所はほとんどの人が知らないような場所だと思いますが、油津だけでなく日南は資源が恵まれている地域だと思います。
これから日本のまちでは、地域にある資源を活用して、人々が豊かな生活を送れるようなまちにしていくことが大事で、
日南も地域の資源を活かして「日南らしさ」を感じさせるまちづくりができれば良いと思います。
ついに油津まちづくり会議が立ち上がり、いよいよこれから日南のまちづくりが始まっていきます!

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