風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
May 16, 2012
第1回論文ゼミ【研究/平野】

今年、第1回目となる論文ゼミを行いました。

4年生の二人は
江副:人との関わりの中のまちづくり
行徳:公共空間のオープンスペース利活用のマネージメントについて考えたい
ということでした。
どちらも研究室に入ってから関わっている柳川のプロジェクトに関連させようとした内容で、自分たちの興味があることが今回のゼミであまり現れていなかったことが反省点でした。
はじめての論文ゼミということもあり、アドバイスに対して緊張しながら聞きながらも、終わった後も次の論文ゼミに備えようとしていました。
一体どんな論文を書くことになるのか、楽しみです。

May 13, 2012
ヨット整備【唐津/平野】

この日は、修学旅行の中学生を今度ヨットに乗せるので整備をしました。
修学旅行生をヨットに乗せることはヨットハーバーで年に数回行っており、樋口先生もヨット、みんみん丸を出してお手伝いさせてもらっています。もちろん学生も一緒にです。
最大の課題はマストのテッペンにある風見を付け替えることでした。
ビニールの椅子にヨットの帆を上げるための紐を結んで、4人掛りで引っ張って上まで上げていきました。

はじめは僕が上ったのですが、風見の取り外しができないという失態を犯してしまいました。。。結局先生が上って付け替えました。

マストの上から先生が撮った写真。
上まで上がると鳥の気持ちがわかる気がします。

風見の付け替えも無事済むと、僕たちはニス塗り、紐の付け替えの作業をしました。
結局夕方までかかってしまいましたが、修学旅行に向けての準備はヨットの整備に関しては万全です。
中学生に修学旅行のいい思い出になってもらえたらと思います。

May 12, 2012
ベンチ確認【コアセミナー/平野】

コアセミナーでつくるベンチのモデルとなるベンチを学生たちで見に行きました。

このベンチは過去に研究室の僕の先輩にあたる学生が設計したもので、
ベンチのモックアップを作って寸法を調整して出来上がったものです。
実際に座ってベンチの高さ、背もたれの傾きなどを体感し、
いまのベンチの座り心地や寸法について考えてもらいました。
結果として、今回のコアセミナーではいまの図面のベンチの寸法で作ることに決まりました。
そして、この図面を栗原木材店さんにお願いしました。
ベンチの部材を加工するのには2~3週間かかります。
次回のコアセミナーは栗原木材店さんに見学に行く予定です。

May 10, 2012
松原の会【唐津/江副】

松原の会定例会が行われました。

まず、県民の緑化活動を支援する「緑の基金」について話し合いがおこなわれ、松苗、肥料、支柱(竹)、草刈り機のレンタル料、除草剤について助成金の申請をすることが決まりました。
次にトラクター・草刈り機について話し合いがありました。維持管理の問題から、持ち寄ったりレンタルしたりして様子を見ることになりました。
そして次回の植樹祭を来年の3月10日(日)に行うことになりそうです。松に囲まれた素敵な風景に、また一歩近づきますね。
今後の予定は
6/10(日) 8:30~9:30 Cゾーンの草刈り(雨天決行)
7/11(水) 15:30~ 唐津みなと交流センターにて定例会
です。
草刈りには暑さ対策を万全にしてのぞみましょうね。
○唐津みなと松原
http://minatomatsubara.blogspot.jp/

May 9, 2012
唐津みなとまちづくり懇話会【唐津/平野】

5月9日(水)、唐津みなとまちづくり懇話会が二タ子三丁目倉庫で開催されました。

部会からの報告については、まずはデザイン専門家会議からでした。
デザイン専門家会議からの報告で今回時間を割いたのは臨海道路水産ふ頭線、新しい道路についてです。
道路は今年度中につくるため、9月、10月頃には工事に取りかかることになります。
6月に地域、懇話会、デザイン専門家会議委員が一同に集まる場を県が設定し、説明、意見集約、道路の方針決めをすることになりました。
必要ならば7月にも開催し、8月に開催される次回懇話会で報告するというスケジュールになりました。
その他には、マストの利活用、コアセミナーでつくるベンチの設置について、水産会館、みなとの建築物等のルールについて議論を行いました。
他に唐津みなと松原の会の植樹祭の報告、ガツファクトリーのイベントの報告と今後の活動展開について、歴史民俗資料館利活用WG、生産・物流ゾーン部会からの報告がありました。
歴史民族資料館に関しては、「市保存検討委員会」において、交流ゾーンへの移転を前向きに考えているとのことで、配置等の案を、デザイン専門家会議でまとめ、懇話会で話を進めていくことになりました。
平成24年度事業については、デザイン専門家会議の報告でも話がでた臨海道路の整備、ボラードの転落防止柵設置工事、左志地区の人工海浜整備工事の説明、その他に東港地区の岸壁のエプロン舗装について説明がありました。
転落防止柵の話では、九大の設置するベンチの話もでて、今回は2基のベンチを設置し、今後ボラードの前のベンチの数を増やしていきたいという将来性を説明しました。
このエリアは人が集まってくるような空間にしていき、ベンチに座って海を眺められるようにしたいと考えています。
次回の懇話会は8月の盆開けに開催予定です。その頃には新しい道路のデザインが決まっていると考えられます。

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