風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
April 13, 2012

ジロプロ追加調査【筑後川手引き・ベースマップ/平野】

昨年から取り組んでいる筑後川の景観ベースマップ作成のプロジェクト。
昨年度に形が完成しましたが、追加調査が必要な項目がいくつか出てきました。
そこで、研究室メンバーで追加調査を行いました。
上流、下流にチームを分かれ調査を行いました。
上流チームは日田、吉井、片ノ瀬を、下流チームは久留米、大川・諸富を担当しました。
今回の調査項目は、
設定する重要な視点場の確認、残すべき河畔林の確認、樋門、橋梁等の良い例、悪い例の確認を行いました。
それぞれ、位置を記録し、コメントを付け加えていきました。

上流チーム、吉井エリア、原鶴温泉周辺からの眺めの状況を確認している様子のようです。

下流チーム、久留米エリア、水天宮の対岸からの見え方の確認。
ちなみに、この場所から撮った写真が下ものです。

水天宮には石積みが残っており、木が茂っています。昔からあったものが現在も残っています。
また、右側の研究室が関わったプロジェクトもできつつあります。石積みはできたばかりですが、時間が経つことで水天宮の石積みと馴染んでいくと考えられます。
手前にはグランドゴルフ場があり、堤防沿いにはネットがされています。久留米エリアでの河川敷利用の様子がわかります。

上の写真は、大川・諸富エリアの若津港に残っている石積みの現在の状況を確認している様子です。
今後、活用することになった際に必要となる情報です。
今後は、今回の調査データを整理し、ベースマップに反映させる作業が残っています。
ベースマップも完成まで残りわずか、ラストスパートです!

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