風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
March 16, 2012

はつり作業【筑後川瀬ノ下地区/平野】

瀬ノ下ではつりの作業に行ってきました。
ここでは元々、川へのアプローチとなっていた石畳に御影石が使用されていました。
その石畳は今回の工事で取り壊し、御影石は処分することになっていましたが、
今後の整備の際、河川敷に石を並べ、道として再利用しようという話がありました。
そこで、研究室のメンバーで再利用できるよう、御影石についているモルタルを取り外す作業をしました。


ハンマーでモルタルを叩いて外していきました。
コツを掴めば軽く叩けば取れるものです。


お忙しい中、河川事務所の方々も手伝って頂きました。
本当にありがとうございました。
道とする際に個数が足りるか確認するため、モルタルを取った石を並べていきました。
以前、石畳として使われていた面は滑り止めの穴が彫られているため、裏側のきれいな面を利用します。


作業はスムーズに進み、いい感じに道になりました。
石は値段も高い素材で、購入しようとすると費用が多くかかります。
あるものを使うのはコストはかかりませんが、
再利用するということは、手間がかかり大変だということを実感しました。
しかし、苦労した分いいものができると考えるとうれしく思うのは僕だけでしょうか。
この研究室メンバーで集まって作業するのもこれが最後だなぁと思いました。
卒業式まで残りわずかです。

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