風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
July 24, 2011

トロッコ倉庫 「外壁取付け」【トロッコ倉庫/深川】


骨組が完成し、今日は外壁を仕上げていきます。
今日も地元の皆さんに声をおかけし、作業にご協力頂きました。
外壁材には先日皆さんで塗装した杉板(下見板)を使います。



皆さんには、杉板の位置だし、杉板の取り付けの作業をお手伝い頂きました。
差金を使ったり、釘を打ち付ける仕草は大工さんさながらです。

杉板を打ち付けたことで内部の表情もあらわれてきました。
杉の節目がいい感じに内部の空間を彩ってくれそうです。


外壁の張り付けが終わると、皆で屋根部材の合掌に野地板を張り付け、
その上にルーフィング材を張りました。
野地板は本来合板を使いますが、この倉庫には杉の足場板を使いました。
足場板を使ったことで、天井も杉の表情があらわれます。
ちなみに今回使っている木材は、全て佐賀県産材の杉です。

最後に雨水から小屋を守るため、ブルーシートで覆いました。
次はいよいよ瓦を葺きます。

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