風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
December 25, 2009

気象観測装置 設置 【唐津/羽野】

12月25日、クリスマス。
唐津ヨットハーバーに気象観測装置を設置しました。
12月頭より、ハーバー関係者、及び、電気工事会社との4度の現場打合せを経て、本日無事に装置取り付けが完了しました。

観測できるデータは、風向・風速、気温・湿度、気圧、降雨量です。
ハーバーの子供たちが1階ロビーにて観測値を確認できるよう、屋上から1階までケーブルを配線しました。
壁と床をコア削孔し、塩ビ管を配管します。手前が今回新設した管、奥は既設管です。

塩ビ管は、ガスバーナーを使って現場で曲げ加工。


下の写真はコア削孔した階段床の裏を撮っています。
左の管が新設管、右の管は既設管です。
ちなみに、既設管は管内に太径ケーブル3本が配線されていますが、必要最低限の管径で設計されており今回の配線に対する余裕はありません。
大袈裟ですが、ギリギリまで工費を絞る公共構造物の経済設計の弊害を感じます。
今回の新設管は、細径ケーブル1本を配線していますが、程よく余裕をもたせています。

観測値を表示するディスプレイは、1階ロビーに設置しています。


研究室クルーの皆様、気象観測データを大いに航行に役立てて下さい。
今後は、観測値をリアルタイムでウェブアップする予定です。お楽しみに。

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