風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
May 19, 2009

動線調査/深川

午前中の嘉瀬川の現場視察を終えた後、学生4人で筑後川へ。
目的は、水天宮周辺の歩行者動線調査。
この日は非常に暑く、朝早かったこともあってか車内では運転手以外、ダウン・・・。
厳しい調査になりそうな予感・・・。
水天宮に着くと、境内の中で休憩を兼ねた作戦会議を行い、いざ調査へ。

しかし、お昼時ということもあってか人通りが少なく、調査は少々難航。
幸先が不安になりましたが、人の代わりにこんな生物の姿を目にしました。

カモです。
彼らも暑かったのか、木陰でのんびりとしていました。
集団行動を好むようで、一匹で川に入ったり、どこかに飛んでいったりすることもありません。
素晴らしい結束力、チームプレイです。
人間が見習うべきポイントが多々あるよう思われます。
カモに少々目を奪われつつも、日が傾いていくにつれ徐々に散歩やジョギング、サイクリングをする人が増えてきました。

調査を進めていくと、頻繁利用されているもの、あまり利用されてないもの、歩行者の行動の特性等について知ることができ、協力して頂いた方の中には、昔の水天宮周辺のことや、いつもはどういった利用をしている人がいる等、時間をかけて貴重な話をしてくださる方もいらっしゃいました。
個人的には、初めてのヒアリング調査だったので、少し心配な点がありましたが、声をかけさせて頂いたどの方も、親身になって話してくださり、多くの情報を提供させてもらい、大変助かりました。
協力して頂いた歩行者の皆さん、ありがとうございました。
この調査を下に、今後の検討やスタディを頑張っていきます。

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