風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
February 14, 2009

つっちーいじり【唐津/筒井】

植樹祭を前日に控えた土曜日。
唐津の現場にでかけました。
目的は図面に表現していなかった細かい地形の起伏を調整することです。
業者の方は植樹祭の準備のために穴をほったり、ほった穴に肥料をいれたりと大忙しです。

まずは来年度設置予定のプラットホームの位置を確認し、
盛土の頂点からの見たときの背後にある交流センターや唐津城の見え方の印象で
場所を変更しました。
その後、スコップ片手に土を掘っていきます。掘った土は近くに運びます。
機械ならあっという間なのに手作業でやるとこんなに大変なものなのかと思い知らされました。
機械のないつるはしとスコップの時代は本当に土木工事は壮絶なものだったのだろうな。
朝の10時から始めて、昼の3時までノンストップ作業で
気づけばそこらじゅう土を運ぶために使った台車のタイヤの後だらけです。

こんもりとした丘のように盛られた地形に対して、入口から歩いてきて欲しい部分を
わずかにくぼませておこうという作業をしてきました。
40センチほど彫り込みましたが、ほんとうにわずかな変化しかついていません。
盛土が最も高くなっている部分にわずかにくぼみをつけているのがわかるでしょうか?
明日の植樹祭では人々は意図通りここを歩いてくれるでしょうか?
歩いていたらシメシメですね。

つっちーいじり【唐津/筒井】へのコメント

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