風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
August 26, 2013
募金活動

【懇話会での提案】
ベンチは木で製作しているため1基当たりの値段は、公園などに設置されるベンチよりも安いのですが、製作から設置まで1基当たり約6万2千円かかります。
今年4基製作して、去年の2基と合わせて計6基を設置するための予算が必要でした。
教育目的の費用だけでは足りないので募金活動をして、ベンチを製作・設置することを懇話会で行い、九大がその取組みをサポートすることを提案しました。

この提案をした後すぐに、大島の駐在員である安岡さんから1台分を寄付しましょうと話をいただきました。
学生たちもこれだけ頑張っているんだから、わたしたちもなにかしら協力したいと言ってもらい、ものすごく感動しました。
大島から寄付していただいた感謝を込めて、今回設置した1台は写真のように文字を掘らせてもらいました。
他にも、コアセミナー参加者の寄付、九州のまちづくりを学ぶ学生団体KL2、唐津市で開催された「海のカーニバルin唐津」での募金活動、佐世保のプロジェクトでお世話になっている方々からの寄付、九大内での募金活動を通して予算が集まりつつあります。
本当にありがとうございます。

▲kl2募金

▲コアセミナー発表会での募金活動

▲海のカーニバルin唐津
今までのように行政がお金をだして、工事をしてではなく、
取り組みに共感をした人たちで協力して、少しづつまちが変わっていく。
景観研の先輩たちも関わってきたみなとまちづくりの10年間の取り組みがたくさんの人を巻き込みながら、少しづつ進んでいる気がします。
人道橋、トロッコ倉庫、芝生広場、ベンチと少しずつかもしれませんが、みなとまちづくりの成果がでているようで嬉しいです。今後もこの輪を広げながらまわしていく活動に参加できたらと思います。

研究室内でもコアセミナーの作業と平行して、作業を行い4基のベンチが無事完成しました。
後は唐津東港に設置するのみです。

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