風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
April 12, 2010
トロッコ+〇〇【唐津/西村】

トロッコ製作が着々と進んでおりますが、実は製作(修理?)するものはトロッコだけではありません。
製作品その2は・・・(ちょっと見にくいですが)

唐津でお馴染みの「まつぼっくりゴジラ(小)」です。
からつ夢バンクさんからのお預かり物なのですが、付いているまつぼっくりが大分痛んできているので、その付け替えを九大で行うことになりました。
ゴジラを包んでいるまつぼっくりをはずしていきます。
(ちなみにこれが4年生の研究室での初仕事です。)

約4時間後・・・

やっと下半身+前面部分が露わになってきました。
さらに1時間30分後・・・

左半分のまつぼっくりをはずし終わったところで、今日はここまで。
まつぼっくりをはずして、中の骨格が見えてくる程に、当時製作された方の苦労と工夫がよく分かりました。
ちなみに、トロッコのその後は・・・

扉がつきました!!

April 12, 2010
トロッコその後・・・【唐津/西村】

トロッコ製作、着々と進んでおります!!
before(6日時点)

after

側壁になる杉材を取り付け、打った釘が見えないように目隠しの板も付けました。
やっぱり壁がつくと一段とトロッコ感が増します♪
さらに今日は一気に色塗りまで。
防腐剤の入ったペンキを三度塗りしました。


(色塗り完了後のトロッコの姿は次回のお楽しみということで・・・)
完成までもう少し!!
子供たちがトロッコに乗って遊んでくれる日が楽しみです。

April 6, 2010
トロッコ製作開始【唐津/深川】

唐津東港の公園でトロッコ列車を走らせるために,トロッコの製作には材料費や加工費などが必要でした.
そこで当研究室では,それらの費用を賄うために唐津市の方々の対して募金の呼掛けを行ってきました.
現在,多くの皆様のご協力のおかげで,トロッコ製作の募金活動は順調に進んでおります.
この場を使い,お礼を申し上げます.ありがとうございました.
今後も継続して募金活動は行っていきますので,ご支援・ご協力をよろしくお願い致します.
さて,募金が順調に集まり,当研究室ではついにトッロコ列車客車の製作に入りました.
作業者は,樋口先生,新M1西村,深川.
ホームセンターで資材を購入し,いざ作業開始!!

製作リーダー(先生)の元,作業は進められました.
まず,購入した資材を丸ノコやノコギリを使い,切り出していきます.
さすが先生,丸ノコやノコギリといった工具の扱いは手馴れている様子でした.
逆に不慣れな私は多々罵声を浴びながらも,工具の使い方を教えて頂きました.
次に,ネジやボルトを使って,切り出した資材を台車や各部材で連結させていきます.

構造を安定させるため,部材をネジで強固に締め付け,骨組みをガチガチに連結させました.
ちょっとやそっとでは部材が取れてしまったり,フレームがぐらついたりということはも起こらないでしょう.

模型部屋では丸ノコや金槌の音が鳴り響き,そこはまさに大工さんの作業場となりました.
3人がかりの一日作業で,フレームの取り付けまで終了.
これから,内壁,外壁の取り付け,木材の防腐処理などの作業を行っていきます.
どんなトロッコ列車出来上がるのか,乞うご期待です.

January 13, 2010
トロッコ列車製作に向けて【唐津/牛房】

1月13日(水)、朝から雪が降りとても寒い日でしたが、
唐津東港公園の軌道敷で用いるトロッコ列車の制作に向けて
公園近くの大島保育園に行ってきました。
今回整備を行う唐津東港公園は唐津の西、大島のたもとにあり
昔は石炭の積み出し港として栄えていた場所です。
当時は石炭を載せた軌道が走っていましたが、
今回、遊歩道という形で整備を行います。
この公園の整備においては植樹祭を行うなど
市民の力で少しづつ作ってきています。
軌道敷で用いるレールや枕木は私が卒論の舞台にした高千穂鉄道で使われていたものを、
敷石は熊本の路面電車で使われていたものを用いるなど
多くの方のご協力によりこの春に完成いたします。
そこで子供たちに楽しく遊んでもらうために
トロッコ列車の製作を企画しています。
しかし、子供たちの安全を第一に考えていて
安全性・信頼性の高いトロッコ台車を用いるので
製作にある程度の資金が発生してしまいます。
そこで、昨年末の懇話会における企画説明と募金のお願いとともに、
実際に遊んでもらう近くの大島保育園の方に企画の説明と
父兄の皆さんに向けた募金などのご協力のお願いをいたしました。
また、トロッコの設計を行うために
実際に保育園で使われている子供たちが乗る台車や椅子、遊具などを
見せていただきました。


子供たちが安全に乗れるようにちょうどいい高さの手すりや
けがをしないような角の面取り、クギの処理、
持ち運びを考えた取っ手など勉強になることが数多くありました。
各所の寸法などを検討する上で子供たちが安全に乗れるように
これからまたご協力をいただきたいと思っています。
トロッコ列車製作の過程をまたお伝えしたいと思います。

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