風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
August 22, 2007
第4回論文ゼミ【行事/榎本】

本日は今年度第4回目の論文ゼミがありました。
景観グループでは約2週に1回のペースで論文の進行状況報告や、今後の方針を決めるゼミが行われます。
(論文提出時期には毎日のように先生と打ち合わせが入るようになります。)
今回は時間の都合上、M2の林君のみの発表となりました。
論文ゼミは、発表しない研究室メンバーも参加し、他の人の論文テーマについて一緒に議論します。

林君の修士論文のテーマは「城下町が有する山当て景観について」。
林君は卒業論文からこのテーマに取り組んでいます。
研究は、プロジェクトと違った視点が必要。
皆頭を悩ませながらも、論文について思いついた質問や意見を出し合いました。
次回ゼミ予定日は9月6日です。

August 8, 2007
オープンキャンパス【行事/伊東】

今日は、来年、大学受験を控えた高校生向けのオープンキャンパスでした。
私たちが専攻しているのは土木工学で、
大学生が研究内容を高校生に一生懸命説明するのですが、
大半の高校生は「???」という感じの表情をしていました。
しかし、実際に研究で使用している実験装置を動かしてみたり、
模型や図面を見せると、とたんに表情が活き活きしだしました。
*川内川激甚災害対策特別緊急事業 景観水理模型実験の説明の様子


*遠賀川・嘉瀬川副ダム・栄上為石線 景観デザインの説明の様子


高校生の皆さん、進路を決める判断材料になったでしょうか?
オープンキャンパス担当の学生さん、暑い中、お疲れ様でした。

April 24, 2007
ラウンディング視察 【嘉瀬川ダム副ダム/伊東】

佐賀県を流れる嘉瀬川に建設中の嘉瀬川ダムの
上流にできる副ダム(貯砂ダム)の景観設計を
去年から研究室で検討しています。
今日は、その副ダム近くに建設中の付け替え道路
(ダム湖に沈む道路の代替道路)の現場視察に行ってきました。
付け替え道路の建設に伴って多数の盛土や切土が発生します。

従来は、地山と盛土・切土によって新たに出てくる面の接合部に
くっきりとラインが入ります。

その接合部のラインを丸める(ラウンディング)と全然印象が違ってきます。
実際の写真
●ビフォー


○アフター


現場が動き出してからのラウンディングの提案だったので、
模型のように大胆にはできなかったものの、
このくらいのラウンディングでも良くなったと思います。

April 20, 2007
みなとオアシスからつ/yoshioka

修士論文が終わった翌日。
明後日・月曜日に卒業論文試問日を残すのみ。
土曜日にも関わらず、夜遅くにも関わらず、昨日飲みすぎたにも関わらず(?)
昨日論文発表を終えたM2は4年生の指導に当たっています。

こちらは発表練習中。アツい議論になっています。

彼らはpptの完成度をとことん上げるべく、頑張っています。
明日は最後の全体発表練習。

………
あれ?

がんばれ、みんな!

April 19, 2007
みなとオアシスからつ 【唐津/吉岡】

第4回「みなとオアシス」委員会@唐津フェリーターミナル

「かんたん港園(大分)」,「ゆめみなと鹿児島」に続き,3件目の九州みなとオアシスとして「みなとオアシスからつ」の推薦が,今回の委員会で決定しました。まちづくり活動を進める唐津みなとまちづくり懇話会の皆さんには,長年唐津に住み続ける人・唐津に魅せられてアイターンされた人等いろんな方がいますが,どなたも市民活動によって港に活気を取り戻す,そして唐津を元気にしたいという熱い意思を持った方々ばかり。普通は行政だけでできないならば断念するところでしょうが,そこで市民が自ら動こうとする唐津のような地域が九州に増えていくといいですね。

会場となった唐津フェリーターミナル内の交流センター。
船の待合所を兼ねたフロアになっていて,お魚テーブルが置いてあったり海に向いたカウンターがさりげなくあったりと,船を待つ人たちはきっと居心地よく待ち時間を過ごすことができそうな素敵なところでした。


今後整備される緑地のスタディ用に作製中の模型もお見せしました。
4年生の初仕事「松200本!」のおかげで松林の雰囲気がよくわかります。
次回の懇話会,デザイン専門家会議に向けて,緑地の地形や施設の配置をこれから考えていく予定。

最後に,突然のフリにも堂々と模型の説明をするテクニカルスタッフ・伊東さん。
今年度から景観グループのプロジェクトの管理・学生の指導等をしてくださっています。おかげで,模型のクオリティも上がってきましたし,研究室も賑やかです。
デザインに対する考え方,模型のスキル・・・等いろんな部分で見習わせてもらっています。

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