風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常を、その時々の現役学生の目を通して、お伝えしていきます。
May 13, 2019

大学院集中講義その1@嘉瀬川ダム

毎年この時期に、大学院の講義「実践景観デザイン論」を週末四回の集中講義形式で開催しています。今年の初回は嘉瀬川ダム。九大に来たばかりの頃にとても苦労してデザインを考えた大きなダムです。一昨年の土木学会デザイン賞で優秀賞をいただきました。

参加者は約20名。そのうち16名が留学生のため、講義は英語でしないといけません。日本語でやるより脳みそが10倍くたびれます。

豊かな自然の中に巨大な人工物を築造しなければならない時、どうすればできるだけ負のインパクトを小さくできるか? できるだけ無駄なボリュームを省きシンプルなデザインにすること、時間の助けを借りてエージングによる周辺との馴染みの深まりを計算しておくこと等々、現場を歩きながら試行錯誤の末にたどり着いた考え方を学生たちに話しました。わかってもらえたかなあ。

嘉瀬川ダムの少し上流にある北山ダム。ダム湖畔を公園として整備した素敵な場所です。これら二つのダムを比較すると、ダム湖という人工の風景を作る時にどんな可能性があるかがよくわかります。いつもは北山ダムでレンタサイクルに乗って湖を一周するのですが、今年は崖崩れのせいでできません。かわりに小さなボートに分乗して湖面から湖周辺の素晴らしい環境を見学しました。

嘉瀬川ダム上流にある石造アーチ橋。ダム湖に沈んでしまうはずだったものを移設保存しています。それ自体はいいことなのですが、アーチの下に水がないのがとても残念に思います。

次の週末は遠賀川に出かけます。

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