風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
July 20, 2016

木橋の模型づくり&実橋づくり[プロジェクトものづくり/大瀬]

こんにちは

修士1年の大瀬です。
樋口先生が1チーム(木橋)担当している
「プロジェクトものづくり」という学部3年生の講義紹介の第2弾です。
第5回目の講義では
自分のデザインした橋の1/10模型についてコンペを行いました。
上の写真は、模型作成中の様子です。
素材はバルサ材を使用し、部材間の接着にはボルトを使用することを条件としました。

みんな、楽しそうに、でも真剣にもくもくと作業しています。

そして、いよいよコンペです。
一人当たり3分間の時間が与えられ、自分の橋の構造上の工夫や、見た目のオリジナリティーを熱く語りました。
自分の橋は、ここがすごいんだぞ!と。
その後、上の写真のように
水の入ったペットボトルを重りにし、たわみを計測するという強度試験を行いました。
橋が壊れるんじゃないかと、みんなドキドキハラハラです!
(本当に橋が壊れてしまった学生もいました・・・汗)
そして、話し合いの結果、1つの橋のデザインを選出し、実際に作る橋と決定しました。
第6回目は、
他の2チーム(鋼橋チーム、コンクリート橋チーム)と合同で
中間発表会でした。
第7回目〜第10回目は、
実際に作る橋の構造計算、設計図作成、1/5模型の作成を行いました。
力学や構造力学の講義で習った知識の中で、十分に計算できていました。
実際に用いる木材、ボルトの素材や寸法の検討、店舗への連絡、予算の調整など、
ほとんどが初めての作業でしたが、
チームメンバー14人で作業分担して行えました。

 

上の写真は、1/5模型の作成と、載荷試験のようすです。
みんな本当に真剣なまなざしですよね!
そして
第11回目に再度、中間発表会を行い
その後は、実橋作成に入りました。

罫書きの正しい方法や工具の使い方を学んだり、インパクトドリルが使えるようになったりと、
みんなDIYができるようになりました。
やっぱり工学部の学生。
ものづくり好きが多いです。
どんな橋が完成したのかは、次回の記事をご覧ください。
お楽しみに!
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