風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
June 12, 2016

H28年度 集中講義(唐津)[実践景観デザイン論/大瀬]

6月4日(土)

 
全4回行われた実践景観デザイン論の最終回でした。
今回の対象地は、唐津です。
唐津夢バンク代表で、長年景観研究室がお世話になっている
小島起代世さんに案内していただきました。
 
景観研が長年、唐津で地域の方々と一緒に取り組んできたまちづくり活動や
唐津に残されている伝統的な建造物や街並みについて学びました。
 
写真は、うなぎ屋の竹屋です。
昔ながらの木造の建物が保存、活用されています。
次に、辰野金吾が監督をして設計された旧唐津銀行の中を見学しました。
唐津市指定重要文化材に指定されており、一般開放されているため、誰でも見学可能です。
写真は曳山展示場見学の様子です。
動いていなくても、迫力満点でした。
今年の唐津くんちもぜひ見に行きたいです。(毎年11月2日(水)〜4日(金)です。)
見学の後半はあいにくの雨となってしまいました。
唐津東港に移動し、唐津みなと松原の会が植樹、手入れされ続けている松原、
レンガのプロムナード、巡視船まつうらの鎖を用いた転落防止柵、救命浮環が備え付けられたボラード、ベンチ、トロッコ線路、プラットホーム、トロッコ倉庫など
これまでに景観研が唐津のみなさんと一緒に、みなとづくりとして取り組んできた事例を学びました。

座学で話を聞いているだけでは、どうしてもイメージできない部分もあるため
この集中講義を通して、自分の目で確かめて、周囲との調和や雰囲気を味わえたことはとても勉強になりました。
 
案内していただいた小島さん、ありがとうございました。
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