風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
August 3, 2015

街路デザイン検討会【塩田津/工士】

今年度から、市が伝建地区街路の舗装をやり直すという話を7月30日の打ち合わせでお聞きしました。
よりいい案にするため、樋口先生を中心として九州大学のメンバーも協力していきたいということで、

8月2日に再度打ち合わせに行ってきました。

急なお話しだったにもかかわらず、塩田津から26名ものみなさんにお集まりいただきました。

現在の街路はこのような風景です。

先生方や市の峯崎さんから
現在の街路の状況や、他の伝建地区の街路の紹介、材料の性質について説明などがありました。
その後、みなさんからたくさんの意見を伺いました。

共通意見としては、次のものが挙がりました。

 

・車の交通量は減らしたい

・街路に使用する石は飛ばないものにしたい

・町並みに緑を増やしたい

・雨水と排水の水路を別にするのか、1本にしてコストを減らすかをこれから検討する

 

急なお話しでしたが、とても内容の濃い打ち合わせができました。

素敵な街路のイメージも浮かびやすくなったことかと思います。

塩田津に合うデザインを、これからみんなでしっかり考えていきたいですね。

また、打ち合わせが終わった後に塩田石の石切場をいくつか見学させてもらいに行きました。

とても立派な石がたくさんあり、驚きました。

この塩田石を活用して、鉢を作り軒先に並べて緑をもっと増やすのもいいですね。
これから塩田石の魅力を感じられるスポット探しもしていこうと考えています。
楽しみなことがたくさんあり、わくわくしています。
街路デザイン検討会【塩田津/工士】へのコメント
ENTRY
CATEGORY
ARCHIVE