風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
July 3, 2015

風景を通訳するしごと【土木と社会セミナー/鮫島】

今日の土木と社会セミナーのテーマは「風景を通訳するしごと」でした。

講師は、トレイルバックス代表の仲間浩一さんです。
仲間さんの職業は「風景通訳家」(Landscape Interpreter)
まちづくり活動の支援、地域を体験するイベントの企画運営、景観資源の専門的調査
などを仕事としてらっしゃいます。
お話を聞いて強く感じたのは、地方においてはマルチな能力が求められていること
様々な物事に好奇心を持つこと、でした。
これは第8回の講義、Roots代表の佐藤さんのお話ともリンクしており、
どちらも聴講した人は、より理解が深まったことと思います。
仲間さんの趣味であり仕事の一環でもあるマウンテンバイクや、林道の話、
好奇心の話など、様々な質問が寄せられていました。
仲間さんの講義の中で、僕が最も印象に残っているのは、
「景観」の役割についてのスライドです。
景観は、過去(歴史や伝統)と現在をつなぐ役目を果たしている、
という言葉に、とても深いものを感じました。
仲間さん、お忙しいところありがとうございました。
次回は今学期最後の土木と社会セミナーです。
講師は大成建設本社土木技術部部長の今石尚さんで、
「海外で活躍するために、今すべきこと。今考えるべきこと。」です。
興味のある方は、九大の生徒であるかどうかに関わらず、
どなたでも受講することができます。
会場は、伊都キャンパスW2号館2階自習室です。
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