風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
May 25, 2015

第二回実践景観デザイン論@唐津【実践景観デザイン論/鮫島】

5/23(土)第二回実践景観デザイン論は、

唐津で行われました。
ゲストにはいつも景観研でお世話になっている
唐津夢バンクの小島起代世さんを迎えました。
まずは、小島さんの案内で唐津の市街地を見学です。
伝統的な建物が随所に残る唐津の街に、参加した生徒も興味津々の様子でした。
続いて旧唐津銀行にお邪魔しました。
東京駅の停車場や、日本銀行の設計を担当した唐津出身の辰野金吾が監修し、
同じく唐津出身の田中実が設計したこの建物は、館長の北島俊和さんや
唐津市民の皆さんの活動のおかげで、現在では唐津の人気観光スポットとなっています。
北島さんの案内で、館内を見学させていただきました。
休日であるにもかかわらず、旧唐津銀行の歴史から、辰野金吾の半生、
館内の装飾の特徴に至るまで、本当に丁寧に解説していただきました。
北島館長をはじめとする旧唐津銀行のみなさん、本当にありがとうございました。
お昼ご飯休憩をはさんだ後は、唐津港まで移動して、水産会館の中で講義でした。
唐津のみなとまちづくりに携わる、小島さんをはじめとした様々な方の
強い思いを実感しました。
今回の講義で僕が学んだたことは、まちづくりというものは
様々な人たちが長年努力してきた結果であるということ、
そして、その努力はその人たちの間で共有されている
一つのビジョンの上に成り立っているということです。
お忙しい中、終始にこやかに講義してくださった小島さん、
本当にありがとうございました。
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