風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
January 15, 2014

転落防止柵施工開始【唐津(転落防止柵)/平野】

唐津東港では平成23年度から「木製ボラード」と「巡視船まつうらのチェーン」を使用した転落防止柵を設置しています。これまでその経緯をブログに綴ってきました。
平成25年度は9スパン施工します。この工事で唐津東港転落防止柵は全ての区間に設置が完了します。
【転落防止柵の設置経緯に関してのブログ】
http://project237.exblog.jp/15704479/
【ボラード割付に関してのブログ】
http://project237.exblog.jp/18460923/
◆チェーンの実測
今年度のボラード割付図を作成するため昨年度12/27に9本のチェーンを実測しました。
ボラードのスパンが少し変わるだけでチェーンの垂れ具合は変わってしまいます。そのため今回の実測も細心の注意を払いました。
ボラードの垂れ具合を微調整するためハンマーで叩き少しずつ調整しました。


チェーン実測値を使ってボラードの割付図を作成しました。数値の記入間違いがないよう2度3度確認を重ねます。


◆現地施工開始
ボラード割付図を参考にボラードを設置する位置を現地に落とします。
位置出しに間違えないか、誤差がないか確認しました。
この位置出しを間違ってしまうとできあがりの結果に影響します。チェーンの実測にしても、割付図作成にしても、今回の現場での位置出しにしても、全体に影響してしまう段階でミスがないように慎重に確認する必要があります。

今後の予定は①地面を穴開け、②基礎を打設し、③ボラードを据え付けます。
最後にチェーンを垂らしたとき、イメージさた通りになるよう気をつけながら進捗の確認をしたいと思います。

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