風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
May 25, 2012

柳川ヒアリング終了【柳川/行徳】

柳川市民ヒアリングが終了しました。
最終的に、総勢56名の方にお話を伺いました。
「わっかもんの主張」に参加されていた方や商店街、柳川ブランド推進室、観光協会、酒造、JA、水産業など、他にもたくさんの団体や個人にお話をうかがいました。
様々な団体の方にお話をうかがうことで、柳川の良いところ、悪いところが少しは見えてきたかなと思います。
皆さん意識が高く、それぞれの意見を持っていて、各団体2時間くらいヒアリングを行いましたが、会話が止まることはありませんでした。

ヒアリングを行う中で、駅前の交通渋滞や観光の情報発信の問題などだんだん意見が被ることも多くなってきました。しかし、職業関連の話になると個人の職業と柳川の結びつきや仕事の内容など、柳川に対する新しい意見や発見がありました。

最初は分からなかった、「おにぎえ」「さげもん」「どろつくどん」「掘割」「くつぞこ」「なまこかべ」など柳川に関する言葉も、回を重ねながら勉強していくことで少しずつ知識をためていきました。

柳川にはたくさんの祭りが開催されていて活気があるようですが、日程がかぶって客の取り合いになっていたり、連携がうまくいっていなかったりする部分もあるようです。

ヒアリングの結果をもとに、今後の柳川駅前周辺整備のワークショップをどのように行なっていくのかを考えていかなければなりません。
また、このような本格的なワークショップを柳川で行うのは始めてらしく、今回のプロジェクトはそういった意味でも重要な位置づけにあります。
市役所、市民、専門家、九大と各団体が協力しあい、意見を交換しあい、駅の整備が柳川のまちの活性化に繋がるものにしていかなければならないと思うし、九大がその力に少しでもなれるようにこのプロジェクトに携わっていきたいです。

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