風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
April 16, 2012

市民ヒアリング【柳川/高尾】


研究室では、今年から新しいプロジェクトが始まりました。
高尾が西鉄大牟田線の柳川駅とその周辺のデザインを検討する会議の委員になったことがきっかけです。
新しく整備される東西の駅前広場では、これまで全国で行われてきたような交通機能に限定した整備でなく、
オープンスペースを出来る限り確保しながら、多様な要請に応え、柳川のまちづくりに貢献するような整備を目指しています。
柳川駅の乗降客数は減ったと言えど約12,000人/日で、通勤・通学や観光で多くの人びと行きかいます。
ここでは様々な出会いや交流が起こり、柳川市民や来訪者がタテにヨコにつながる、そうした舞台となる可能性があります。

柳川市では、駅が持つそうした可能性を一緒に引き出してくれる市民を求めて市民WSを企画していました。
高尾は、その運営に関してもアドバイスをすることになりました。
早速市民への個別ヒアリングを開始し、これまでに13回で、43名の方に意見を聴かせていただきました。
私の実感としては、これほどまでに熱意と行動力を持った人材が若手も含めてそろっている地域は珍しく、
皆さんが少しずつ力を出し合って協力できれば、駅を舞台に素晴らしい出会いが生まれるのではないかと思います。
そして、きっと駅前が、柳川らしく穏やかで、人の温かみに満ちた、素晴らしい風景に包まれるのではないかと。
そんな日を目指して頑張っています。
市民ヒアリング終了後、5月から市民WSを開催し、駅周辺の整備内容や利活用方法について議論していく予定です。

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