風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
December 15, 2011

橋台スタディ 【勘六橋/平野】

勘六橋の橋台のスタディを行いました。
元々の九大案では、橋台に土を盛って隠してしまうという案でした。
しかし、それでは橋の下まで行って支承の点検ができないとのことで変更が必要となりました。
そこで、人が作業できるスペースを確保することを前提に橋の下の空間をどのようにするのかを検討しました。
スタディを行うために元の九大案の模型、新案を検討するための模型の2つを作る必要があります。
本当は僕が一人で作り上げないといけなかったのですが、時間の関係で石井君も途中参加しました。
粘土で盛り土を再現しました。

その後、模型を用いて新案の検討を行いました。
先輩方にも手伝ってもらいながら、橋台をどのくらい見せるか、どのくらいスペースを取るか、壁と土のすり付けをどうするか考えました。
模型を用いると、実際に歩く人の目線から見れるので、その空間を歩く人からどのように見えるか、通っていくときにどう感じるか、ということをずっと考えながら検討しました。

写真の上が原案で下が新案です。
新案では橋の下の盛り土を減らしてクリアランスを取り、一体感を出すため橋台を橋脚と同じデザインにしました。
それに合わせて盛り土のすり付けも変更しました。
今回のスタディでは僕の作業のスピードが反省でした。同じようなミスはしないようにしてもっと作業のレベルが上がるように日々鍛錬していきます。

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