風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
October 24, 2011

久留米 予備調査【筑後川/平野】

片ノ瀬の次は久留米の予備調査です。


ここは少し前は河畔林が茂っていたそうですが、現在は全て伐採されていました。切ることになったとき、全部切るのではなく何本か残す、といった考え方も必要で、河畔林の適切な扱いが必要だと感じました。

梅林寺、篠山城、水天宮付近もみてまわりました。
水天宮の石積みは何度かみたことありますが、川沿いをみてきたことで今も昔から引き継がれて残っているということの凄さを実感しました。

筑後大堰です。ここを境にして川の様子が変わりました。上流側はまちに近いため河川敷の利用が目立ちましたが、下流側は片ノ瀬の様子に近く、海に近づくためか川の中に船がみられました。



久留米は河川敷の利用が盛んで、リバーサイドパークとして公園やグラウンド、ゴルフ場の存在が目立ちました。これは少し昔、空いている河川空間を有効活用しようという動きと、都市への人口集中によるオープンスペースの不足という背景により起きたことだと考えられます。ゴルフ場の利用者の多さには少し驚きました。
次は久留米の本調査です。
頑張ります!

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