風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
June 10, 2009
松原の会【唐津/筒井】

福岡にも雨の季節到来です。
雨上がりの唐津に行ってきました。
整地が済んだ東港の公園は水溜りがほとんどなく、一安心でした。
松原の会の最近のテーマは松の植樹を記念する石碑。
これまで石を探したり、運び込んだりと
多くの時間と労力をかけてきました。
その仕上がりで県と九大での意思疎通がうまくいかずちょっとしたトラブルに。
打開案を探すべく、現物が近くにあるということなのでみんなで見に行きました。

小ぶりながらも質感のあるいい石です。
カットしてしまったのはもったいない。
結局石はカットした面を自然に近いように加工してみなと松原の文字を、
そして石の上の部分をカットして説明文を掘り込むことにしました。
よその人がみればただの石ですが、見る人が見れば価値のある石です。

June 9, 2009
展示会が始まりました【10周年/荒巻】

本日、6月9日より樋口研10周年記念展が始まりました。
今日は筒井・荒巻の二人で会場を担当しております。

福岡市美術館2階、特別展示室Bでお待ちしておりますので、ぜひみなさん御来場ください!
本日、初日の午前が終わりましたが、すでに64人の方にご来場頂きました!
ありがとうございます!
それでは、午後も頑張ります!

June 6, 2009
会場案内ポスター【10周年】

展示会の開催まで残りわずか。
パネルをつくったり、模型を直したりと全員が展示会の準備に追われています。

会場内に設置する案内ポスターが完成しました。

Designed by Hiroshiのフライヤーを配置換えしただけという
やっつけ仕事をにおわせつつも全体的にまとまりのある仕上がりになりました。

June 5, 2009
修学旅行【ヨット/深川】

ヨットプロジェクトを立ち上げて、数ヶ月・・・。
ついに、日々の特訓の成果を示す時が、1つやってきました。
去る6月1日に関西から唐津へ修学旅行に来ている中学生達を乗せて、
ヨットの体験学習を行いました。
ここ最近ではほぼ毎週末行われてきた、ヨット特訓。
ここ1、2週間はこの日に備えて、中学生を乗せた予行練習や、万が一を考えての人命救助等を時間をかけて
練習してきました。
そして、当日。
メンバーは、船長:樋口先生、クルー:マツヨシさん、筒井さん、深川。
天気にも恵まれ、風はあるけど、大きな波がない最高のヨット日和の中、いざ出港。

ヨットの進む原理や、操縦の段取りについて説明をする先生。
中学生は、初めて乗る乗り物とあってか、真剣にそれを聞いている様子。
そして、いざ操縦体験へ。

舵を先生、メインセイル(一番大きな帆)をマツヨシさん、ジブセイル(もう1つの帆)を筒井さんと深川が担当し、
中学生に指導を行っています。
操縦ももちろん初めてなので戸惑いがあった様ですが、みんな力仕事が多い中しっかり頑張っていました。

ヨットのスピードが増した時や、ヒール(大きく傾くこと)した時は、中学生みんな大興奮で、日に焼けようが、足が濡れようがおかまいなしに、ワァ、ワァとはしゃいで、楽しんでいました。
そこまでが第1陣。
第2陣は、こちらも少々指導の流れのようなものがつかめたため、スムーズに操縦の体験をさせることができました。


やはり、みんなヨットのスピードやヒールした時のスリルが大好物のようでした。
第2陣では、ヨットの話のみならず、中学生の恋愛事情にも立ち入り、先生を中心に地方を越えたコミュニケーションをとることができました。
ホントに関西人は元気がいいです。
中学生の皆さん、ヨット体験、お疲れ様でした。
第1、2陣ともに、みんな積極的に操縦体験に参加してくれて、とても喜んでくれていて、この経験が修学旅行の良い思い出の1つとなってくれたら幸いだと思いました。
また今回のヨット体験を通して、なかなか観ることのできない海からの風景が、唐津を思い出す時の1ページとなり、長くその風景を記憶に留めていてくれたらと、私自身思いました。
皆、どんな景色が目に映ったのでしょうか。
最後に、お休みの中加勢にしていただいたマツヨシさん、ありがとうございました。
また共に航海できる日を楽しみにしています。

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