風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
July 11, 2008

唐津西の浜に木橋を架けるⅡ【唐津/伊東】

直前の日記で紹介した「唐津西の浜に木橋を架ける」をテーマに、今年の1年生のコアセミナー(学科の1年生が学科内の各研究室に3,4人ずつ配属されて、半年間研究みたいなことをする)を実施しました。
現地調査をして、事例調査をして、スケッチを描いて、架橋位置を検討して、線形を検討して、構造を検討して…

最終的に出来上がった成果品模型です。
研究室で考えている橋(直前の日記参照)よりも、何か自由で歩いて楽しそうな橋になっています。
曲がった線形と、水面までの高さ、テラスがポイントですね、筒井君、渡邉さん?

橋の入口にゲートを付けるところが1年生らしい自由な発想で非常に良いと思います。
ゲートがあることで、遠くからでも「あ、あそこに何かある」ということが分かるので、初めてここを訪れた人にとってはありがたいですね。
あと、何と言っても、ベンチが置いてあるテラスがいい感じですね。
水面に近いところをなるべく歩かせて、利用者に「海の上を歩いている」という印象を与えて、海への視界が開けるところにテラスを置くという、玄人的な考えも具現化されていて、ハッとさせられます。

半年間頑張った1年生、TA(ティーチングアシスタント)のM1、模型作成を手伝ったB4、本当にお疲れ様でした。
ちなみに、最終講評会では投票により全44テーマ中、第3位に選ばれました。
おめでとう!

唐津西の浜に木橋を架けるⅡ【唐津/伊東】へのコメント

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