風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
February 6, 2008
現場Check!【遠賀川/筒井】

2月1日(金)
今日は遠賀川の現場を見に来ました.右岸担当の吉岡さん,左岸担当の伊東さんは頻繁に現場に出向いて細かい指示,現場から出た質問等の対応をしています.

まずは,右岸.沈下橋付近をどう工事していいかわからないと問い合わせがありました.どうやらこの部分は図面になっていなくて,空白の状態だったようです.上流側の階段工と下流側から延ばしてくる新設の階段工が沈下橋の真下でぶつかるのでそこをどう処理するか現場で確認しました.

カヌー乗り場付近の石積みはだいぶ積みあがり,少しずつ形が見えてきました.石は丁寧に積まれて,きれいに線がでています.写真に写っている部分は埋め戻すので,今の状態から半分くらい見えなくなってしまいます.

今日はこれまでの進捗状況と天端がどういう仕上がりになるか実際につくってもらったので確認をしました.天端は石と石の間に石を削り込むことで水きりをして芝が枯れないように工夫しています.
つぎに左岸.水際の芝生を張る位置を確認しました.芝を水際まで張っても出水期(雨が沢山降る時期)には流されてしまうので,そこを含めどこまで張るか決めていきます.

プロムナードの線形を確認しています.図面で書いた線を実際の土地に表現して,プロムナードと駐車場の位置関係を考慮しながら線形を数十センチ単位で調整していきます.
前回の市民部会から参加していただいている方が応援にかけてつけてくれ,一緒に作業をしています.(奥で小さくうつっている人)
最後に駐車場入り口の信号取り付け部の位置と仕上げについて確認しました.

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