風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
November 16, 2007

左岸・駐車場【遠賀川/筒井】

11月16日(金) 河川事務所・コンサルタントとの打合せ
↓図面を模型にしました。車がズラリ(通称:うなぎの寝床)

15日に作成した図面が実現可能か河川事務所での協議結果の報告を受けました。
設計はほとんど図面どおりに行うことが決まり、追加で駐車場入り口に小さな管理棟を新設することが決まりました。
あと乗り越えるべき大きな課題はウッドの駐車場と駐車場入り口の木が実現可能かというところ(木を植えるスペースは確保してもらえるとのこと)。
特にウッドの駐車場は現在の図面ではもっとも水辺に近い列に配置する予定なのでこれが実現できるかどうかは駐車場の風景を大きく変えることになります。(この列が緑化ブロックになってしまうと既存の駐車場と芝の面積があまり変わらなくなってしまう。)
大きな山場です。
↓ウッドの説得が続きます

その他、議論した内容は新設するスロープと既存の護岸との擦り付け方、プロムナードと駐車場通路が近接している部分が出ているためその部分をどう処理するかといったことです。
現段階の構造では駐車場からプロムナードに車が進入できるようになっているので利用者マナーが問われるところですが、そういった行動を未然に防ぐためにプロムナードと通路はきちんとすみ分けなければなりません。この二つの関係は利用する方に大きな影響を与えるので重要になってきます。
場所によってはプロムナードの位置はこれ以上水辺に近づけることができないという制約条件が発生するなど、限られたスペースの中でうまく線形を考え、駐車マスを配置していきます。

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